大阪城公園梅林の開花状況が「七分咲き」となった。しばらく暖かい日が続いたから、一気に咲いてきたようだ。
手前の木は、標準木と同じ種類の「白加賀」。かなり咲いている。
標準木は、『準生物季節観測標本』 というのが正式な呼び方だそうだ。 大阪管区気象台の「生物季節観測」によれば、2月26日に開花宣言が出ていたようだ。
この品種は遅咲きなので、まだ蕾がほとんどだ
勅なれば いともかしこし 鶯の
宿はと問はば いかが答へむ
デジタル大辞泉の解説は『村上天皇の時、清涼殿前の梅が枯れたので紀貫之(きのつらゆき)の娘紀内侍(きのないし)の家の梅を移し植えたところ、枝に「勅(ちょく)なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」という歌が結んであり、天皇はこれに深く感じて梅の木を返したという、拾遺集・大鏡などにみえる故事』となっている。
中之島公園
モクレンの蕾がかなり膨らんで、来週頃には咲き出しそうな感じだ。