27 February 2018

微信支付(WeChat Pay)を日本国内での有効化とチャージ

短期の中国旅行に行くためには、出発前に微信支付(WeChat Pay)の初期設定と決済機能の有効化をしておくほうが便利だ。

ただ、中国国内の銀行口座を持っていない場合、自動チャージが出来ない。 今後、クレジットカードでのチャージが出来るようになる「らしい」が、今現在はまだ無理だ。

Google検索すると、Pocket Changeという両替機でチャージできるそうだ。次のような記事を参考に、実際に決済機能の有効化とチャージをしてみる。

WeChatPay(微信支付)を日本国内で自力で有効化して中国ネットサービスの支払いをしてみる
中国に住んでない僕らが WeChat Pay を有効化して使う方法 (中国大陸の銀行口座不要)

決済機能(マネー)の有効化

微信支付アプリの右上の「+」マークを押すと、メニューが表示される。 中国国内に銀行口座を持っている場合は、「マネー」または「スキャン」のどちらからでも口座登録をして決済機能を有効化出来る。

日本のクレジットカードで有効化のみを行う場合は、「スキャン」から表示される画面でしか手続きが進められない。

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「スキャン」メニューを実行

日本国内で発行されたクレジットカードの番号、有効期限、CVVコードなどを入力すれば、決済機能が有効化される。

ポケット・チェンジで現金をチャージ

通勤途中に、大阪長堀橋のホテルエキチカにある両替機を使ってチャージした。

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ホテルエキチカ長堀橋のポケット・チェンジ両替機

まずは、本当にチャージできるかを、少額の小銭(1元硬貨)を使って行ってみた。 なお、1元は少額過ぎると両替機が拒否したので、1元硬貨×2枚で行った。

20180227-pocketchange-change.jpg
2元を投入して、チャージ予定金額を表示したところ

現金2元 → 微信支付1.76元

約14%の手数料!

ポケット・チェンジ両替機からQRコード付きレシートが発行される

20180227-pocketchange-receipt.jpg

このレシートのQRコードを、微信支付アプリの「スキャン」メニューで読み込む。

20180227-scan.jpg

許諾条件が表示されるので、「同意」ボタンを押す

20180227-contract.jpg

微信支付に紐付けられた個人情報を送信してよいかの確認が出るので、「許可」をクリック

20180227-accesspermit.jpg

チャージ成功のダイアログが表示される

20180227-topupsuccess.jpg

問題なくチャージされているようなので、さらに5,000円チャージする。

その後に取引履歴(交易記録)を表示すると、このような感じになっている。

20180227-transaction.jpg

交換レートについて

両替機に交換レートを表示させてみた

20180227-pocketchange-rate1.jpg

20180227-pocketchange-rate2.jpg

梅田の金券ショップの交換レートを参考までに掲示

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関空の両替所の交換レートも…

20180227-kixshop.jpg

まとめてみると、こんな感じになる。

買い相場売り相場仲値手数料率
ポケット・チェンジ14.39円19.23円16.81円14.3 %
梅田の金券ショップ15.50円18.00円16.75円7.5 %
関西空港の両替所15.26円18.70円16.98円10.1 %

現金に交換できないポケット・チェンジのレートのあまりの悪さに驚くばかり。 果たして、この両替機は成功するのだろうか…

クレジットカードでの交換レートは?

参考までに、クレジットカードでの交換レートはいくら位か

交換レート交換レート(含手数料・利子)仲値
2018/01/23 ショッピング17.63円17.63円17.21円2.4 %
2017/03/03 キャッシング500元16.65円17.13円16.53円3.6 %

中国では、明らかにクレジットカードの交換レートが有利だ。