京都国立博物館の国宝展を観に行った。 博物館の公式アカウントTwitterで、およそ1時間毎に行列の長さがレポートされているのだが、1週間前・2週間前の火曜日には午後からは行列が30分程度になるのに、今日は2時間以上に伸びている。
行列が短くなると期待して、智積院を見学して少し時間をつぶした。
智積院
真言宗智山派の総本山とされ、Wikipediaによれば『秀吉による紀州征伐で焼き滅ぼされた根来山 智積院を、1601年、徳川家康の許可を受け豊国神社の寺領を拝受し復興させたことを端緒に創建されることとなった宗派』とのことだ。
また、智積院のすぐ近くには、豊国廟という豊臣秀吉の墓所がある。
総門は閉じられていて、観光客の入場は智積院会館のある車寄せから。
庭園のある講堂以外は、無料で参拝・見学できる。
Wikipediaによれば梵鐘は1616年鋳造、鐘楼は1667年建立されたものを豊国神社から移築したとされる。
国の名勝に指定されている庭園と、講堂には500円の入場料が必要。ただ、庭園が改修工事中なのに500円も取るのかとの疑問も …
講堂の手前、写真の右側には、国宝で長谷川等伯・久蔵父子が描いた大書院障壁画の展示館がある。
『楓図』や『松に草花図』などを観ることができる。この見学が500円なら納得できるかな…
寺院の公式ホームページに寄れば、『「利休好みの庭」と伝えられるこの庭園は、豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺時代に原形が造られたもの。第七世運敞僧正が修復したのち、東山随一の庭と言われるようになった』 そうである。
工事中なので、池の水が抜かれて仮設足場の歩廊が設置され、大書院の縁側も板が全て引き剥がされて補修中。 写真では、水が抜けているのでおかしいなと思う程度かもしれないが…
京都国立博物館 国宝展
13時30分頃、博物館に向かうう。 入口で “ 2時間半待ちです ” とアナウンス。
智積院に逃げ込む前に、Twitterで確認した「2時間待ち」より長くなっている…
実際に並んでみると、13時35分に行列の最後尾に並び、14時52分に博物館新館(2013年に建てられた平成知新館)の展示室入口に到達。実質、1時間20分待ちだった。