5年ほど使ったコンパクトデジカメ SONY DSC-WX50 の光学系にホコリかカビが入り、画面の所々に点々と黒いシミが写るようになった。
コンパクトデジカメはスマートフォンでほとんど代用できるので、一眼レフの代用になるような高級コンパクトデジカメ SONY DSC-RX100を(税込)36,799円で購入した。
すでに、DSC-RX100はバージョンアップを繰り返し、現行の最新機種はDSC-RX100 M5となっている。価格COMでは、各世代で次のような違いがあるようだ
モデル | 発売日 | 価格COM最安値 | |
DSC-RX100 | 2012/6/6 | ¥36,600 | 28mm~100mm F1.8~F4.9 1inch CMOS |
DSC-RX100 M2 | 2013/6/27 | ¥50,001 | 28mm~100mm F1.8~F4.9 1inch 裏面照射型CMOS |
DSC-RX100 M3 | 2014/5/16 | ¥67,751 | 24mm~70mm F1.8~F2.8 1inch 裏面照射型CMOS |
DSC-RX100 M4 | 2015/6/26 | ¥85,036 | 24mm~70mm F1.8~F2.8 1inch 裏面照射型CMOS 〜1/32000秒 |
DSC-RX100 M5 | 2016/10/14 | ¥105,499 | 24mm~70mm F1.8~F2.8 1inch 裏面照射型CMOS 〜1/32000秒 |
夜景や暗い場所での撮影が多いのなら「裏面照射型CMOS」が効果を発揮するだろうし、航空祭やスポーツ、走行している鉄道などを撮影するならシャッタースピードが1/32000秒まで短く出来る最新型が良いだろう。
ま、私は名所旧跡や風景的なもの、あるいは海外旅行で遺跡撮影がメインなので、最も値崩れのしている初代版を購入した。
DSC-RX100購入時の内容(本体、充電器、USBケーブル)
1万円以下の安価な機種には充電器は付いていない場合が多いが、この機種には5V 1.5AのUSB充電器が付属していた。
普段利用しているデジタル一眼レフ PENTAX k-xと、コンパクトデジカメ DSC-RX100を並べてみた
これだけサイズが違う。重さもデジタル一眼は本体635g+レンズ514gの合計1,149gだ。それに対して、DSC-RX100は241g。
ただし、これまで使ってきたDSC-WX50は118gなので、高級コンデジはコンデジとしては重い部類に入る。
寒波で相当寒い天気だったが、初期不良がないかのテスト撮影を行った。適当なスナップ写真でこれだけ写ってくれれば、問題なしです。
遠景撮影画像(広角)の比較
DSC-RX100 (f11, 1/200, iso125) 原寸画像
DSC-WX50 (f8, 1/250, iso100) 原寸画像
PENTAX k-x + SIGMA 18-250 (f11, 1/100, iso100) 原寸画像
ズーム性能
画像サイズ設定を S:5.0Mpixel としている
広角 1x 10.4mm (f11, 1/200, iso125)
光学ズーム最大 3.6x 37.1mm (f6.3, 1/1000, iso125)
ズーム最大 7.2x 37.1mm (f6.3, 1/1000, iso125)
※ CCD撮像能力で得た画像より、5.0MPixelに切り出している
マクロ撮影
DSC-RX100 (f6.3, 1/400, iso100)
PENTAX k-x + SIGMA 18-250 (f6.3, 1/320, iso100)
被写界深度
夜景
f2.2, 1/30, iso3200 原寸画像
地下の鉄道駅
DSC-RX100 (f5.6, 1/30, iso640)
PENTAX k-x + SIGMA 18-250 (f5, 1/50, iso1000)
今後のための参考資料
CCDにホコリが付いた場合の、分解清掃方法