愛宕山山頂の愛宕神社に初詣登山にでかけた。
大阪から清滝
■ 京阪 中之島駅 07:17発 → 大江橋駅 07:20着 (定期券)
■ 阪急 梅田駅 07:44発 → 桂駅 08:22着 08:30発 → 阪急 嵐山駅 08:37着 (運賃400円)
■ 京都バス 阪急嵐山 08:48発 → 清滝 09:03着 (運賃230円)
渡月橋を渡るバスの車窓から、愛宕山方面の山々が見える。大阪から京都市内までは快晴の青空なのだが、愛宕山の山頂付近には雲がたなびいている。
清滝隧道(トンネル)を抜けて清滝の集落に入ったら、辺り一面が霧に覆われている。
GPSログ
トラッキングログの元ファイルをダウンロードする場合はこちら(GPXファイル)。
清滝から愛宕神社
満員のバスの乗客は、ほとんどすべて終点の清滝で下車。愛宕山を目指して一斉に歩き出す。金鈴橋と渡猿橋に向かう道がそれぞれバス停から集落方向に下っているが、登山道に入る前にトイレに行くために、公衆トイレがある金鈴橋方向に下る。
金鈴橋から下流方向 (清滝集落と、朱色の渡猿橋がわずかに見える)
9時17分、登山道入口の二の鳥居をくぐる。ここから30分ほど急登となり、標高およそ400mに達する。
嵯峨小学校清滝分教場跡付近の階段 (急登の始まり付近) … 標高約160m
1882年(明治15年)に開校。小学1年・2年生が登校したという。1922年(大正11年)火災により廃止・移転となったそうだ。
1879年に愛宕神社銅鳥居横に「燧神社」として移転したため、現在は跡地が残る。
標高200m付近まではコンクリートの坂道や整備された石段が続き、そのあとも標高400m付近まで丸太などで整備された階段が続いている。
1929年に愛宕山ケーブルが開通して、登山道を通る客が減ったため閉鎖された茶屋の跡地。そのケーブルカーも第二次大戦中に廃線となり、登山客も結局以前のようには戻らず、現在営業している茶屋は無い。
登山道は、平坦な部分が多くなり大杉大神付近を通過。再び坂道をしばらく登ると、水尾集落方向に向かう道が分岐する水尾別れ。
胸に「京都」と大きく書かれたユニフォームの野球少年が、愛宕神社まで駆け上り駆け下っている。学校名が京都… なのか、京都市代表なのだろうか。
江戸時代までここには愛宕神社と白雲寺が同居していた(神仏習合)。 明治新政府が出した神仏分離令により寺は破却され惣門のみが残ったという。
この辺になると、道は融雪でぬかるんだ状態。昨日まではこの辺りは雪がシャーベット状態に残っていて、所々は氷結していたそうだ。
10時52分、社殿に到着。登山口の二の鳥居から、1時間35分。標準コースタイムは2時間らしいので、まあまあの速度で歩いたことになる。
愛宕神社
薪ストーブで暖められている休憩処で、昼食に持ってきたおにぎり3個食べる。山の上で社殿を維持するのも大変だろうと思い、参拝料として幣札(普通の御札200円)を1枚買う。
愛宕神社から清滝
11時30分、次々と登ってくる参拝客(登山客)とすれ違いながら、境内の階段を降りる。
雪解けで道がぬかるんでいるため、今回の登山は石段が整備された表参道を往復することにする。
12時35分、二の鳥居(登山口)を通過。下山に掛かった時間は1時間5分。
出発時に清滝集落を覆っていた霧は消えて、青空だった。
■ 京都バス 清滝 13:00発 → 阪急嵐山 13:22着 (運賃230円)
■ 阪急 嵐山駅 13:27発 → 桂駅 13:35着 13:39発 → 茨木市駅 14:04着 14:06発 → 梅田駅 14:23着 (運賃400円)
■ 京阪 大江橋駅 14:52発 → 中之島駅 14:56着 (定期券)