ナショナル製CS-SG22MR-WS(1998年製、設置後18年経過)が故障し、電源すら入らなくなったため新機種に買い換えた。
価格.comで安価だった「楽電パーク」というところで購入。
CS-226CF(W) 44,879円
標準取付工事費 12,500円
天吊工事費(金具込) 13,500円
既設撤去費 4,320円
既設廃棄処分費 8,640円
合計 83,839円
天吊りじゃなかったら自分で取り付けるのだが、日本のマンションは工事業者を呼ばないといけないような標準仕様(=天吊)となっているため、金が掛かって仕方がない...
撤去・取付工事は本体が届いた翌日。 工事業者は2名でやって来たが、えらくいい加減な施工だった。
・既設エアコンの冷媒を大気放出
(電源が入らないので室外機に冷媒を戻せない。回収機などもちろん持ってない)
・室内機バックパネル取付の壁側に出ている寸切りボルトが長すぎたので、片側を撤去してビス止め
(寸切りカッター持ってないし、予備の寸切りも持ってない)
・冷媒管の真空引きせずに、エアパージ
(そもそも、真空ポンプ持ってきてない)
・養生材を毛布1枚しか持ってないので、什器表面を傷だらけに
冷媒管は総延長2m程度なので、エアパージで冷媒が少々放出されても少々の効率低下をユーザが気にしなれれば問題ないが、メーカーの施工説明書は「必ず真空引きせよ」なので明らかに違反。
既設エアコン冷媒の大気放出は、明らかにフロン排出抑制法違反。 これもユーザは何の被害も受けないし、現行犯以外は検挙されることもないだろうから、守る業者は居ないってか...
仕事上付き合いのある空調工事会社の人に聞いてみたところ、家庭レベルの現場のエアコン取り付け工事は施工1名でやらないと、工事専門家として全く収益が上がらない。天吊、壁掛の室外機でも1名でやるのが普通らしい。2名で来たということは手抜き前提で1日多数こなすか、専門家ではない安い時給の人かというところらしい。 寸切りボルトは、各種長さのものを念のために持っていくのが普通らしいし、養生シートはロールタイプのものを持っていくので現場で必要な長さ切って使うはず。 真空引きは、一般家庭の工事ではやらないことが多いらしい。 1万円程度の工事費では、真空引きしてリークチェックする時間などあるはず無いのだろう。
エアコン室外機は「床置き」して、自分で取り付けろ。真空ポンプは、ホームセンターに2万円弱で売ってるから、工事費1回分程度で買える。ということだ。 天吊したいなら、工事品質は諦めるということなのだろう。
アース線工事は自分で施工、 本体の絶縁抵抗測定も、自分で...。
冷房運転時の電流値変化
設置後すぐに、運転時の電流チェックのため、数時間稼働させてログを取る
CS-226CF 冷房時運転電流グラフ (ログファイル(LibreCalc ods)をダウンロード)
縦軸が電流値(A)、横軸が運転開始からの経過時間(分)。 インバーター方式と言っても、ほとんど定速のような感じ。 壊れやすいインバーター基盤排除して、電磁開閉器だけにしたら耐用年数伸びるかな...
暖房運転時の電流値変化
2018年1月14日、暖房運転時の電流値変化のログを取る。外気温8℃、暖房開始前の室内気温12℃、エアコン設定(目標)温度17℃で運転し、約45分間ログ採取した。
CS-226CF 暖房時運転電流グラフ (ログファイル(LibreCalc ods)をダウンロード)