Xperia rayがオークションで値段が付く間に売却しようと、ルートを取りカスタマイズしたファームウエアを初期化する。
当初 Android 2.3.4 CDA 1251-9077 Rel 4.0.2.A.0.42 / R14D
現在インストールされているのは、香港版のAndroid 2.3.4ファームウエア (ダイヤルパッドで「*#*#7378423#*#*」を入力して表示したもの)
CDA 1251-9077 Rel 4.0.2.A.0.42 / R14D
これと同じものは、XperiFirmでは見つからないため、次の韓国版を選択する必要がある。
Android 2.3.4 CDA 1252-5263 Rel 4.0.2.A.0.42 / R12D
XperiFirmから次のファームウエアをダウンロードして書き込む
Device: Xperia ray (ST18i) CDA: 1252-5263 Market: South Korea Operator: SK Telecom KR Network: WORLD-I Release: 4.0.2.A.0.42 / R12D Size: 185 MB
本体でのバージョン表示
インストールされているアプリ類は…
韓国版にのみインストールされている T.mapやMelOnなどのアイコンがある。
この4.0.2.A.0.42に若干のアップデートが施されたイギリス版4.0.2.A.0.62を続けてインストールしてみる。
Android 2.3.4 CDA 1252-3323 Rel 4.0.2.A.0.62 / R7D
XperiFirmから次のファームウエアをダウンロードして書き込む。ファームウエアのサイズが韓国版の4.0.2.A.0.42より少しだけ小さくなっている。
Device: Xperia ray (ST18i) CDA: 1252-3323 Market: United Kingdom Operator: Customized UK Network: WORLD-I Release: 4.0.2.A.0.62 / R7D Size: 168.12 MB
本体でのバージョン表示
インストールされているアプリ類は…
英国版だがキャリアのものではなく、単体販売のもの(Operator: Customized UK)なので余計なアプリは見当たらない。
試しにAndroid 4.0.4のCDA 1251-9077 Rel 4.1.B.0.587 / R1Iを導入
次のファームウエアをダウンロードする。ファームウエアの大きさは224MBytesと、Android 2.3.4よりも60MBytesほど大きくなっている。本体メモリーが小さいXperia rayでは致命的な肥大だ。
Device: Xperia ray (ST18i) CDA: 1251-9077 Market: Hong Kong Operator: Customized HK Network: WORLD-I Release: 4.1.B.0.587 / R1I Size: 224.13 MB
本体でのバージョン表示
インストールされているアプリ類は…
画面はすっきりしていて使いやすいのだが、(Android 2.3.4の時と比べて)レスポンスが悪く、致命的なのが空きメモリー(ディスク領域)の少なさ。
Google Playでアプリをアップデート掛けると、『Google Play開発者サービス』を更新してくれと表示が出るが、これをインストールしようとすると『メモリ領域不足』エラーが出る。
デフォルトでインストールされているアプリのアップデートすら出来ない、こんな状態のOSは使えない。
最終的に、Android 2.3.4 CDA 1252-3323 Rel 4.0.2.A.0.62 / R7Dとする
最終的に、配布されているファームウエアのなかでAndroid 2.3系統の最終バージョンのAndroid 2.3.4 CDA 1252-3323 Rel 4.0.2.A.0.62 / R7Dにダウングレードして、完了。
Flashtoolのfirmwareディレクトリに格納された、ftfファイルのサイズを比較しても、Android4.0.xのサイズが大きく、問題があるとわかる。
オークションで売却
落札金額 7,500円 − 楽天手数料 486円 = 7,014円
三重県津市の方に落札頂きました。
(2011年10月に本体26,471円+運賃2,000円+関税1,200円+予備バッテリー・充電器1,380円=31,051円で購入したため、残存価値22.6%)