秋の晴天、大阪 堂島ほたるまちから嵐山・渡月橋まで58kmのサイクリング。天気予報では「無風」だったのだが、毛馬から八幡市の御幸橋までの淀川河川敷は上流方向からの向かい風が吹いていた。
大気汚染監視局が樟葉にあるので、そこのデータをWebで見てみると、9時〜10時では北北東の風が1.3m/s〜2.1m/sとのこと。時速では4.7km/h〜7.5km/h。
どうりで、自転車の速度が25km/h以上に上がらないわけだ。(だいたい、20km/hくらいで巡航していた)
通過地点 | 所要時間 |
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ほたるまち | 0:00 |
大阪市役所 | 0:05 |
天満橋・南天満公園 | 0:14 |
JR桜之宮駅・砂浜・OAP | 0:24 |
毛馬閘門・淀川大堰 | 0:32 |
JRおおさか東線 淀川橋梁(赤川鉄橋) | 0:39 |
城北公園・菅原城北大橋 | 0:42 |
府道中央環状線・鳥飼大橋 (吹田方面 自転車道分岐) | 0:58 |
鳥飼仁和寺大橋 | 1:08 |
枚方大橋 | 1:29 , 24.8km |
京阪御殿山駅・牧野パークゴルフ場 | 1:42 |
京阪樟葉駅・くずはゴルフ場 | 1:57 |
大阪府・京都府 県境 | 2:06 |
木津川御幸橋・淀川御幸橋 (木津・奈良方面 自転車道分岐) | 2:19 , 37.5km |
下鳥羽北三町 自販機 | 2:51 |
京川橋(鴨川堤防から桂川堤防へ) | 2:55 |
名神高速 桂川橋梁・鳥羽下水処理場 | 2:59 |
吉祥院公園・松屋 吉祥院店で昼食 | 3:10 , 49.6km |
新幹線・JR東海道本線 桂川橋梁 | 3:13 |
五条通(国道9号)桂川橋梁を渡る | 3:22 |
松尾大社、四条通 桂川橋梁 | 3:34 |
嵐山 渡月橋南詰 | 3:44 , 58.1km |
堂島川・大川 : 玉江橋から毛馬閘門 (大阪市内)
スタート地点は、だいたいここ。大阪市福島区の「ほたるまち」。朝日放送がある。
自転車道 「北大阪サイクルライン」 は、市役所横のこの地点から始まる。ここから造幣局の横にある川崎橋までは、堂島川の左岸(中之島公園)を通って天神橋を渡り、そこから大川の右岸(南天満公園)を走る。
北区 中央公会堂
北区 南天満公園の桜並木
まさに、紅葉真っ盛り
北区 川崎橋
川崎橋を渡り、大川の右岸を走る。この辺りの桜之宮公園も桜の名所。
北区 OAP (中央のビルが帝国ホテル)
北区 毛馬閘門
ここで、淀川から大川が分岐している。淀川大堰上流との水位差を、ここで吸収して貨物船が遡上できるようになっている。
淀川 : 毛馬閘門から鳥飼大橋まで (大阪市内)
北区 淀川大堰
ここから八幡市の御幸橋手前まで、ひたすら淀川左岸の河川敷を走る。
都島区 赤川鉄橋
かつては鉄道道路併用橋として、歩行者や自転車が渡れたのだが、おおさか東線が通ることになり歩道部分が閉鎖され線路を敷く工事が進められている。
旭区 菅原城北大橋
この辺りは、ワンドが連なっていて、平日昼間から暇そうなオッサンがたくさん釣りをしている。
淀川 : 鳥飼大橋から御幸橋 (寝屋川市・枚方市・八幡市)
有料の橋だが、1.5km上流に淀川新橋、2.5km下流に鳥飼大橋があるので河川敷から見る限りでは通る車はあまり無いように見える。
水位観測塔に広報用の電光掲示板を付けたもので、塔の高さは約20m、電光掲示板部分の直径は6.4mと巨大。48ドット×768ドット(全周)の文字表示ができるそうだ。(星和電機のパンフレットより)
枚方地区の河川公園は自転車で通過するようには造られておらず、レンガ造りのデコボコの歩道を避けてぐるっと川沿いを迂回する必要がある。
自転車のサイクルコンピュータの計測では、出発から24.87km。
京阪電鉄のグループ会社が運営する、樟葉駅直結のゴルフ場。同社のホームページを見ると、平日の早朝なら9ホールのプレーで3500円と激安。ゴルフコースの向こうに見えるのが、樟葉駅と高層マンション街(くずはタワーシティ)。
この辺りの自転車道は、ゴルフコースに沿って一直線で車止め(バイク止め)の柵もなく非常に走りやすい。
ここで淀川(木津川)河川敷から堤防上に上がり、御幸橋を渡る。この日は平日(金曜日)のため、自転車乗りはほとんど見かけない。
桂川、鴨川 : 御幸橋から京川橋
八幡市で木津川、淀川(宇治川)の2つの川を渡って、桂川の左岸堤防に移る。
木津川に架かる御幸橋(長さ355m)をまず渡る
橋を渡ってすぐ、自転車道は下流側に一旦折れて180度ターンして桂川上流を目指す。
八幡木津自転車道マップ
御幸橋を渡ったところに、八幡木津自転車道のマップが掲示されている。かなり端折って書かれているが、だいたいこの通りに進めば問題ない。事前にGoogleMapsなどで橋を渡る前後・交差点前後を見ておけば迷うことはない。
自転車のサイクルコンピュータの計測では、出発から37.48km。
八幡木津自転車道の道標があり、「嵐山・渡月橋まで18.0km」と表示されている。ここまでくれば楽勝だ...
桂川は鴨川と分岐し、しばらく鴨川沿いを走る。自転車道(堤防上の道)が少し広くなり、堤防の斜面を階段状にしている所で少し休憩。
毛馬閘門から初めての自販機の前を通りすぎてすぐに京町橋に差し掛かる。橋の袂に巨木が生えているので分かりやすい。このまま鴨川左岸を真っ直ぐ行くと、京阪三条方向へ。嵐山へは、ここで京町橋(鴨川と西高瀬川)を渡り桂川左岸の堤防上に出る。
この辺りまで来てやっと自転車道から至近距離でアクセスできる食堂などが出現。京町橋の東詰の道路を少し下ったところ、京阪国道との交差点辺りにCoCo壱番、京都王将、スシローなどがある。
桂川 : 京町橋から嵐山渡月橋
京町橋を渡ってすぐ名神高速の高架橋をくぐり抜け、鳥羽下水処理場・京都市消防学校の横を通り過ぎる。しばらく行くと天神川が分岐しその左岸を走る。桂川との間の三角州には桜並木があって、赤く色づいて綺麗だ。天神川左岸側の吉祥院公園の野球場が見えたら、堤防から降りてすぐ東側を走る葛野大路通りへ。市内中心部に入るこの辺りは、道路沿いに丸亀製麺やら松屋などファミレスなどが並んでいる。
自転車のサイクルコンピュータの計測では、出発から49.6km。
11時30分だったので、お客さんはほとんどいなかった。食べているうちに12時前になり、一気にお客さんが増えて満席に。
東海道新幹線と、JR東海道線(京都線)の橋梁をくぐり抜ける。
遠足だろうか、堤防上を大量の中学生が歩いている。八幡木津自転車道とは別に、ウォーキングコースの立て札も所々にある。JRの橋梁を越えてすぐ上流側の橋で天神川を渡り、再び桂川左岸に出る。自転車道は両端に白線が引かれていて、それが天神川を渡る橋を明確に渡っているので迷う心配はない。
そのまま桂川左岸を直進し、阪急京都線の桂川橋梁を越えて、その次の五条通(国道9号線)が桂川を渡る西大橋を渡る。西大橋の東詰にはKFC、西詰には京都王将とジョリーパスタがある。
西大橋を渡り切ったところに焼肉屋があるが、そこの手前でターンして西大橋の下をくぐる。橋の下をくぐり抜ける前に撮影したのが上の写真。周囲は水田で、既に刈り取りが終わった状態。
自転車道沿いの看板にも、この辺りは「農業用道路を自転車道として利用」しているのであって、あくまでも農地の中を走らせてもらっているという感じだ。嵐山の稜線を背後に、キャベツやホウレンソウが植えられている。
上野橋(府道132号線)から西芳寺川との合流地点までは、桂川右岸堤防上の道路を走る。ここだけ、自転車専用道ではなく、普通の道路。西方寺川を渡り、料亭「川よし」の脇を通って再び自転車道へ。四条通が桂川を越える松尾橋の西詰で、阪急松尾大社駅の横を通り過ぎると、まもなく終点の渡月橋へ。
自転車のサイクルコンピュータの表示では、出発からの距離 58.08km、実走行時間 3時間19分5秒。 スマートフォンのGPSナビの計測では距離 57.7km、走行時間 3時間37分32秒、平均速度 13.43km/h、最大速度 28.57km/h。まあ、だいたい58kmというところだろうか...
まだ、あまり紅葉はしていない。渡月橋の周囲は、大声で下品に話す中国人だらけで雰囲気悪し。