23 October 2015

Xperia M4 Aquaにストラップホールを作る

Xperia M4 AquaはXperia Z3/Z4と「酷似」した外観だが、唯一の大きな違いはストラップホールが存在しないこと。本体側面に、ドリルでストラップを通す穴を開けた。

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Xperia M4 Aquaの下端。 スピーカーの穴以外には何もない

バックパネルの取り外し

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バックパネルはネジや爪で止まっているのではなく、単なる両面テープで貼り付けられているだけ。この両面テープは「防水」の意味合いも有るため、バックパネルを一度剥がすと防水性能が犠牲になる可能性が高い。

写真のバックパネルの周囲の黒いテープが、防水両面テープ。綺麗に剥がれず、グチャグチャになったり途切れたりしているところが有る。

スピーカー ボックスを取り外す

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スピーカー ボックスを取り外したところ

スピーカー ボックスは、本体にトルクスネジ2本で固定されている。ネジを外し、ボックスをスピーカー穴部分を手前に引いてくると、ボックスが本体から外れてくる。

なお、取り外し前にマイク用コネクタを本体基盤から引き抜いておくこと。アンテナとスピーカーの配線は、スピーカーボックス下面のピンを本体基板側に押さえつけて導通させているため、特に取り外しを気にすることはない。

ストラップホールを開ける

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スピーカー付近の側面

側面に穴を開けてストラップの糸を通すところは、この写真の角部分辺りしか無い。ここは、スピーカーボックスと側面板の間に少しスペースが有る。反対側の角にはそういうスペースは殆ど無い。
また、MID成形のアンテナパターンは側面部にも描かれているため、この辺りにストラップの糸を通してしまうと、糸がパターンを削りとってしまう可能性があり、非常にまずい。

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ドリルで穴を開ける

今回は、φ30mmの穴を開けた。

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穴あけ後

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ストラップを通した状態

今回開けた穴だけでなく、スピーカーの端のゴムパッキンの部分をストラップが通るため、防水は無効となる。

番外編:バッテリー

バッテリーもユーザが取り替えることは出来そうな感じだ

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型番 : LIS1576ERPC 容量 : 2400mAh

バックパネルの保護と指紋防止

バックパネルは光沢の有るプラスチック製で指紋もつきやすい。傷防止と指紋軽減のため、画面に貼る保護シールをウラ面にも貼った。

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7インチモニタ用を切り取って利用