広角ズームと、望遠ズームの2本を旅行に持っていくのは重いので、高倍率ズームを1本購入した。
SIGMA製 18-250mm F3.5-6.3 DC Macro HSM (PENTAX Kマウント用)
Amazonで5月31日まで1割引セールだったので、価格は33,700円。
マウント部分の比較。18-250mmはHSM(Hyper Sonic Motor:超音波モーター)内蔵なので、そのモーターに電力を供給する端子がある。
広角側の画質比較
SIGMA 18-250mm と SIGMA 17-70mm の2本を、F解放と絞り込みのそれぞれで比較する
SIGMA 18-250mm の18mmワイド端 (F3.5 絞り解放)
… 左上・左下の画像が流れると共に、左上・右上が周辺減光を起こしている
SIGMA 17-70mm の 17mmワイド端 (F2.8絞り解放)
… 左上・左下の画像が流れると共に、周辺減光を起こしている
望遠側の画質比較
SIGMA 18-250mm と PENTAX DA 50-200mm のテレ端での画質比較
SIGMA 18-250mm の250mmテレ端 (F9.0 絞り込み)
PENTAX DA 50-200mm の250mmテレ端 (F9.0 絞り込み)
SIGMA 18-250mmの試し撮り
中央部分を等倍で抜き出すと
糸のような花弁や、小さなハチの解像感はあるようです。画面中央部分の画質は良いと思います。
月の部分を等倍で抜き出すと
SIGMA 18-250mm の250mmテレ端 (F7.0)
先ほど、テレ端を比較したPENTAX DAレンズでは
PENTAX DA 50-200mmで撮影した月 250mm F7.1 中央部分抜き出し
200mmと250mmでは単純に250mmに軍配が上がる
フォーカスロックが効きにくい(使い方わかってないだけか…)ので、狙ったところからピントがずれる可能性があるが、ちゃんとピントが合えばテレ端での撮影も良い画質を出してくれる。
マクロ撮影
SIGMA 17-70mmのワイド端でのマクロ撮影(最短距離)
20cm程度まで接近して撮影できますので、ワイド端でこれだけの拡大撮影が出来ます
SIGMA 18-250mmのワイド端でのマクロ撮影(最短距離)
60cm程度までしか寄れないので、ワイド端ではこの程度の拡大率。ただ、少しテレ側に望遠を効かせてやると、被写体をもっと拡大はできるのですが…
SIGMA 18-250mmの60mmでのマクロ撮影(最短距離)
購買率ズームで持ち歩きを優先すると、犠牲になるものもありますね…