辻回しが行われる四条河原町交差点から少し手前の位置、御旅所との間あたりが混雑度合いが低かったため、そこで撮影。
山鉾が通る9時30分の約1時間前に現地到着した時には、四条河原町交差点はすでに大量の人で溢れかえっていたが、そこから100mほど御旅所の方に行った地点は、ほとんど場所取りもされていないような状況。高島屋の出入口前に陣取る。(高島屋の営業時間が始まると、自動ドアが開くたびに冷房に冷やされた空気が流れてくるので涼しいはず…)
新聞には、このアングルの写真がよく使われています。蟷螂山(かまきりやま)、月鉾(つきほこ)が見える
月鉾、白楽天山などが見える
先頭
長刀鉾 (なぎなたほこ)
毎年、山鉾巡行の先頭を務めるのは長刀鉾。稚児が1名(五位の位)と、禿(かむろ)が2名乗っている。四条通麸屋町で行われる「注連縄切り」で主役を務めるのが、稚児と禿。
占出山 (うらでやま)
前懸には、「安芸の宮島」が刺繍されている。側面も合わせて、日本3景が描かれているという
芦刈山 (あしかりやま)
芦を刈る老翁の人形が上に乗っています。
前懸は山口華楊原画の「ライオン」、胴懸は尾形光琳原画の「かきつばた」です。
孟宗山 (もうそうやま)
胴懸は平山郁夫原画の「砂漠のラクダ」です。
函谷鉾 (かんこほこ)
前懸は16世紀に製作されたタペストリー「旧約聖書創世記の場面」。
山伏山 (やまぶしやま)
綾傘鉾 (あやかさほこ)
傘鉾という古いタイプのものだそうだ
伯牙山 (はくがやま)
中国の琴の名人「伯牙」の人形が上に乗っている。前懸などは唐風となっている。
菊水鉾 (きくすいほこ)
「苦しゅうない」
太子山 (たいしやま)
霰天神山 (あられてんじんやま)
鶏鉾 (にわとりほこ)
縄を持つ手が滑ると、落下してしまいそうな、難易度の高い役割ですね