腕時計(CASIO製 LINEAGE LIS-001)の電池が切れたので、ヨドバシカメラに持ち込み電池を交換してもらった。
内蔵されている電池は SR927SW (市販価格150円ほど) だが、交換手数料込みで 1365円掛かった。
ちゃんと交換されていればよかったのだが、ストップウオッチの回転針がずれた位置でゼロ設定されており、1000円以上の技術料を取るにしては雑な仕事だ。
仕方なく自分で裏蓋を開けてゼロ調整する必要が出てきた。
■ スクリュー式(ねじ込み式)裏蓋を開ける工具を入手する
Amazon.co.jp で「腕時計 裏蓋 開け」として検索すると、スクリュー式の専用工具が多数出品されている。100円均一のダイソーにも売られているので、好きなものを選べば良いようだ。 (なお、ダイソーには固定台は売っていないようだ)
私が購入したのは「防水時計用裏蓋開け器 3点支持オープナー&固定台セット」 1,189円のもの。
上が固定台、下の青い箱の中にオープナーが入っている。
工具と、ネジ穴に合わせて取り替える爪が何個か入っている。
送られてきたものはこれだけで、説明書などは一切付いていない。青いケースの表面には、北京語で「新型万能開表器」と刻印されている。工具は油が少し切れた状態だったので、シリコンオイルで丁寧に拭いてやった。爪はバリ取りが全くされていないので、まず金属ヤスリでバリ取りをして、油を塗布した。
この工具が対応できるネジ穴は、18mm 〜 38mm 。 私が開けようとしている LINEAGE LIS001のネジ穴径は34mm 。 ぎりぎり対応可能だ。
■ 裏蓋を開ける
腕時計を固定台にセットする。 時計本体のスイッチに固定爪が引っかからないように、爪の位置を調整する。(右側の爪2個は、4箇所のネジ穴のいずれかに自由に位置を変えられる)
工具側で使った爪は、先端が正方形のもの。また、爪は斜め向き位置にセットした。
■ 時計のリセット
ストップウオッチを作動させて、60秒針と60分針が0を指す位置で一旦停止する。 下の写真の①と②をピンセットの先などでショートさせると、リセットされる。(その位置が、ストップウオッチの0分0秒と認識される)