LTspiceでシミュレートしたCR発振回路を、実際にブレッドボード上で再現してオシロスコープで観察した波形と比較してみた。
なお、トランジスタ2SC1815は前回の記事「LTspiceに2SC1815やLM386等ユーザ定義のコンポーネントを登録する」の手法でLTspiceに登録したものを用いている。
■ 作成する回路
この回路図のSchematicファイル(20121225-cr-oscillator.asc)をダウンロードする。
■ LTspiceでのシミュレート結果
電源ONから0.1秒後までの波形
約20msec後から発振が始まる。
波形の拡大
"out4"ポイントのトランジスタのコレクタ部分の電圧は、1.6V〜4.8Vのsinカーブ。"out3"ポイントは60°進んだsinカーブで、電圧は±0.6Vの間。