京都知恩院と南禅寺に、散り始めの桜を撮影に向かう
ハイキングに行くと思われる老人が大量に乗車している京阪特急に乗り、京阪三条駅で下車。駅から知恩院まで歩いて1.3kmほど。桜の満開は先週の週末のため、今日は桜撮影の人はそれほど多くない。
この桜の木が「かろうじて」撮影に耐えるくらい花が残っていた。
垂れ幕に「元祖法然上人八百年大遠忌」と書かれています。Wikipediaによれば、法然は「1133年生、1212年没」とのことなので、今年が丁度死後800年ということだ。その関連で知恩院の境内は至る所で改修工事が行われている。800年に間に合わせて回収するのではなく、800年の記念に改修を開始しているという感じだ。
桜だけでなく、モミジも小さな花を付けていた。
ほとんどの桜は散り始めていて、苔庭が綺麗な桜絨毯状態になっている。
知恩院の北隣に青蓮院、そのさらに隣に小さな公園があって名前が「あおくすの庭」。紅八重枝垂桜が2本植えられていて、綺麗に花をつけている。
知恩院から南禅寺に向かう途中、粟田神社の参道に綺麗なヤマブキが咲いていた。嵐山の松尾大社の八重山吹もそろそろ満開になっている頃なのだろうか…
三条通りが蹴上のインクラインで行き止まりになるところに、関西電力の水力発電所がある。原発停止で苦しい台所事情の関西電力にとって、たった4500kWの出力でも重要な発電所なのだろう。水力は燃料代も掛からない、コストパフォーマンス抜群の発電方法だ。
時折雲の間から覗く青空を待って、待望の1枚
昼間は「花曇り」で撮影に苦労したが、夕方は快晴。 天気は思い通りには行きませんね…。
ひときわ明るく見えるのが金星。それと地平線の間に木星がかすかに見える。シミュレーターStellariumではこういう感じになる