11 December 2011

Xperia rayでHIDプロファイルのBluetoothキーボードを使う

BluetoothのHID (Human Interface Device Profile)に対応していないXperia rayで、Bluetoothキーボードを使う方法

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■ 検証環境
 ・Xperia ray ST18i (海外版), Android 2.3.4
 ・リュウド Rboard RBK-2000BT II

■ 事前作業 : Bluetoothキーボードのペアリング

設定 → 無線とネットワーク → Bluetooth設定

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Bluetoothの有効化と新規スキャン

「Bluetoothのチェックボックス」をチェックして、新規デバイスを検索する。
ここで、RBK-2000BTの 「Fn」 + 「~(左上隅のBluetoothマーク)」 キーを押して、Bluetoothデバイスとして検出可能にする。 (右上のオレンジ色のBluetooth LEDが点滅する)


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Bluetoothデバイスが検出された

検出された「Bluetooth Keyboard」をクリックすると、ペアリングの暗証キーを入力する画面になる。


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ペアリング キーの入力画面

適当な”文字列”を入力して、「OK」ボタンを押す。画面上で、認証中… というような表示になるので、キーボードRBK-2000で同じ”文字列”を入力して「リターンキー」を押す。


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ペアリング完了

画面上で ”ペア設定、非接続” と表示されれば、ココまでの作業は終了。

■ BlueKeyboard JPのインストール

Androidマーケットから日本語IMEBlueKeyboard JPをダウンロードしてインストールする。

このソフトはHIDプロファイルに対応していないAndroidデバイスで、シリアル通信プロトコルで無理やり接続し、キーボードエミュレーションしてしまうというソフトだそうだ。

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■ BlueKeyboard JPの有効化と設定

設定 → 言語とキーボード

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BlueKeyboard JPの有効化

ここで、”BlueKeyboard JP”にチェックを入れておかないと、「入力方法」ダイアログで選択しとして表示されない。


次に、Bluetoothキーボードとの接続設定をする。

設定 → 言語とキーボード → BlueKeyboard設定

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Bluetoothキーボードの接続設定

”使用するキーボード”を開いて、先ほどペアリングしたRBK-2000BTを選択する。また、入力中に英語/日本語を切り替えるために、”入力言語”を開いて「日本語」にチェックを入れる。

キー配列は、「US(QWERTY)」のままで特に問題はない。(どの選択肢を試しても、カギカッコ ”<”と”>”は入力できない)


■ テキストエディタで日本語入力

テキストエディタ(ここではJota Text Editorを使ってみる)を開いて、入力ウインドウ(テキストエリア)を「長押し」すると、IMEの切り替えダイアログが表示される。

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IME切り替えダイアログ

BlueKeyboard JPを選択する。


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画面最上部のステータスバーに”接続中”と表示されたら、Bluetoothキーボード RBK-2000BTの 「Fn」 + 「~(左上隅のBluetoothマーク)」 キーを押す。こうすることで、自動的に接続が行われる。

ステータスバーに”接続しました”と表示されたら、キーボードの利用が可能になる。

通常のHIDプロファイル対応デバイス(iPadやWindows Mobile機)では、キーボードの適当なキーを押すと自動的に接続されるが、HID未対応のXperiaでは”ややこしい手順”が必要になる。

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Bluetoothキーボードで文章入力中の画面


■ 参考資料
Xperiaに、Bluetoothキーボード(Mini Bluetooth Keyboard)をつなぐ
Xperia でキーボードを使う