小型のレーザープリンター NEC MultiWriter 5100を9,226円で購入した。
印刷前のウォーミングアップで5秒程度、印刷時A4用紙1枚あたり5秒程度、「ウィーン」とレーザープリンタ特有の音がするだけで、それ以外は「完全無音」だ。冷却ファンが付いていないので、数枚印刷するとプリンタ上面の通気口がほんのりと暖かくなるので、真夏に連続印刷掛けると温度センサー設定で中断させたりするのだろうか(まだ、連続印刷は掛けていないので、どうなるかは不明)。
プリンタの上面のLED表示の横にあるボタンは、電源ボタンではなく、「印刷中止」や「両面印刷指示」、「スリープの解除」をするボタンだ。
ローラーを取り外せない構造なので、紙詰まりしたら取り出しにくそう…
Google検索しても、このプリンターを購入している人は少ないのか、全く情報が見つからない。 WindowsやLinuxでの設定ダイアログなどのキャプチャ画面を、このページに掲載しておきますので、購入前に参考になれば…。
■ Ubuntu 10.04での状況
デフォルトで組み込まれたドライバは、「NEC MultiWriter NPDL」なのに、Fuji Xeroxと認識するのは変だと思った。
Windows上のプリンタの設定管理ツールから印刷した、”システム設定レポート”に「HBPL」となっている。
Printer Language
HBPL 20100125
NECのMultiWriterはNPDL搭載機種のみLinux対応で、HBPLのドライバは公開されていない。Google検索でHBPLドライバを検索すると、Fuji Xerox DocuPrint C525AがLinuxドライバを公開していた。
このドライバをダウンロードして、PPDファイルを手動で強制インストールしたが、印刷は出来なかった…
現状では、Linux上のVMWareで、Windows仮想マシンを動かして、そこから印刷ということでお茶を濁すことに。 NECさん、この機種のLinuxドライバもぜひ公開してください!
※ 2012/09/09 追記
米国XeroxのPhaser 3040用のドライバが利用できることが判明。詳しくは、『NEC MultiWriter PR-L5100をUbuntu Linuxで使う』を参照。
■ Windowsでの状況
Windows 7, XPではドライバのインストール、設定管理ツールをインストールして利用。Windows 2000ではドライバのインストールは可能だが、設定管理ツールはインストール出来ないが、この状態でもプリンタの基本動作は可能。
設定管理ツールをインストールしていない場合は、表示できない。
総プリント枚数がここで確認できる。 マニュアルによれば、30000枚で機器寿命で強制停止するようだ。
スリープモードに入るまでの時間などを設定可能。その他、定着器の制御や濃度調整など細かな設定もできるようだが、マニュアルに詳細が書かれていないので、「素人はいじるな」という感じだろうか。
互換トナーを使う場合は、”カスタムモード”をONにすればよいようだ。 Google検索では、互換トナーやリサイクルトナーはまだ売られていないようだが…。
まだ紙詰まりしていないので、どういう動作をするのかは不明。逆回転するのだろうか…。
テストパターンが印刷できる。