室町時代から”のだふじ”の名所として有名だった福島区の春日神社。明治維新後の急速な都市化で絶滅寸前の”のだふじの名所”。近隣の人が手入れしているのをよく見かけます。例年より1週間程度遅れて満開になりつつある。
本殿といっても、小さな祠があるだけなんですけどね。
秀吉ゆかりの”藤庵の庭”が移設された下福島公園へ。こちらのノダフジはほとんど咲いていない。藤棚の下の地面は人が歩いて踏み固められ、もとより水やりはほとんどされていないような雰囲気…。 ”藤庵の庭”の小さな池は水が枯れて単なるコンクリートの残骸状態。これじゃあ、太閤殿下も悲しむぞ。 大阪発祥のゼネコンとか、商社やメーカーなど大手企業に委託料払って、企業メセナも兼ねて管理してもらったらどうだろうか。 もう、役人が”維持管理”という公務員自身の失業対策する時代でもなかろうに。
この花は”スズカケ”という別名があるそうだが、プラタナスの別名もスズカケ。 プラタナスは巨大な種子が道路に落っこちてるのをよく見かける。以前、勤務先の林学の専門家がスズカケの種子をカッターナイフで真っ二つに割ってくれたが、断面が幾何学的模様で綺麗だった。
カメラのファインダーから、ふと視線を下に移すと、黒白のネコがすぐ下の茂みにいてこっちを見つめてた。 ネコには写真撮影は分からんだろうねぇ…