22 February 2011

デフレ終焉? 100きんランド閉店か…

福島区にある100円均一店「100きんランド」がご臨終を迎えているようです。今月に入ってから、商品の入荷がストップして、店内ががらんどう状態になっています。

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JR環状線の高架下の100きんランド 吉野店


帝国データバンクによれば

ジャストワン株式会社など2社 破産手続き開始決定受ける

100円均一ショップ、ゲームセンターほか運営
ジャストワン株式会社など2社
破産手続き開始決定受ける
負債80億円

「兵庫」 ジャストワン(株)(資本金3億5500万円、尼崎市若王寺3-19-16、代表村平忠司氏、従業員50名)とグループ会社の(株)響(資本金 1000万円、同所、代表村平和則氏、不動産賃貸業)は、1月24日に債権者から破産を申し立てられ、2月7日に神戸地裁尼崎支部より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は、眞野淳弁護士(大阪府大阪市北区西天満5-9-3、電話06-6366-0139)。

 当社は、1994年(平成6年)6月創業、96年(平成8年)8月に法人改組。創業当初はアミューズメントパークを手がける関係会社の景品仕入れを行っていたが、法人化と同時に百円均一ショップの運営を開始し、「100きんランド」の店舗名で兵庫や大阪を中心に6店舗を運営していた。さらに、「オンリーワン」の店舗名でゲームセンターの運営に進出し、業界初となるスイーツのクレーンゲームを備えた複合型アミューズメント施設「ONE on  ONE」など8店舗を展開。積極的な出店により地元では一定の知名度を有し、2009年6月期には年売上高約42億円を計上していた。

 近年は、日本初となる塩タイルによる美容や、健康を促進する施設「ソルトスタジオ」を東京表参道と尼崎にオープンするなど他業種展開を推進していたが、急速な店舗展開にともなう旺盛な資金需要を金融機関からの調達で賄っていたことから資金繰りは悪化。100円均一ショップやゲームセンターの既存店の売り上げは低迷するなか、出店による売上維持をしたことで利益率は大幅に低下。2010年夏には、取引先へ支払い条件変更を申し入れるなど資金繰り改善に努める一方で、過年度にわたる不明瞭な決算が発覚するなど経営環境が悪化していた。

 このため、金融機関やリース会社への支援要請や店舗閉鎖等のリストラを行っていたものの、簿外での借り入れやリース債務は重く、経営を圧迫。多方面への支払いが滞っていたところ、債権者から破産を申し立てられていた。

 負債は、ジャストワンが約62億円、響が約18億円で、2社合計約80億円であるが、今後変動する可能性がある。

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3423.html

たしかに、国際商品相場はここ1年くらい上がり続けてますので、格安輸入品の調達が難しくなったんでしょうかね


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先週撮影した店内 (窓から撮影)

今日行ってみたら、さらにスカスカになっていた


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最後に購入した商品

(セリアと似たような品が置いてあって) ダイソーと違った商品が置いてあったので便利だったんですけどね。