明治維新以降の日本の近代化・独立を真っ向から謝罪・反省する民主党に、中国様がまっとうな要求をしてきましたよ。
沖縄に対する中国の権利が今もある－－。こんな刺激的な主張が最近、中国の歴史学者の間で有力になりつつある。沖縄がかつて琉球王国時代に中国との交易で栄え、中国に従属する地位にあったことを根拠にしている。米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で日米同盟が揺らぎ、沖縄と日本政府の関係もぎくしゃくする中、中国では「沖縄を返せ」の声が強まっている。
現代中国の建国の父、毛沢東の場合、戦前の論文「中国革命と中国共産党」で、沖縄を「帝国主義国家」が「強奪」した「中国の多くの属国と一部の領土」の一つとした。
沖縄は１４世紀から日本が併合する１９世紀まで当時の明、清の臣下、藩属国だった。中国の一部歴史研究者らが「中国は沖縄に対する権利を放棄していない」という時、「権利」は当時の関係を下敷きにしている。
http://mainichi.jp/select/world/news/20100818ddm001030020000c.html
Wikipediaの『琉球王国』の記述によれば、「明、およびその領土を継承した清の冊封を受けていたが、1609年に日本の薩摩藩の侵攻を受けて以後は、薩摩藩による実質的な支配下に入った。その後、明を滅ぼした清にも朝貢を続け、薩摩藩と清への両属という体制をとっていた。1853年5月に黒船が那覇に来航し、アメリカ海軍のマシュー・ペリー提督が首里城に入って開港を求めた。黒船は翌1854年にも来航し、両国は琉米修好条約を締結して那覇が開港した。ペリーは、琉球が武力で抵抗した場合には占領することをミラード・フィルモア大統領から許可されていた。1879年の琉球処分により沖縄県が設置され、琉球王国は廃止され日本の一部となった。」 というのがあらすじ。
韓国併合ならぬ、これは沖縄併合じゃないですか。 中国様が、”沖縄を返せ” と言う理屈も、（民主党が韓国併合を否定した以上） 国際的には説得力を持つかもしれませんね。
さらに
菅直人首相が2009年9月の政権交代後、沖縄の米軍普天間基地移設問題について周囲に「沖縄基地問題はどうにもならない」「沖縄は独立したほうがいい」という旨の発言
をしていたと、喜納昌吉参院議員が自著の中で明らかにした。
菅氏は「沖縄問題は重くてどうしようもない。基地問題はどうにもならない。もうタッチしたくない」と発言。最後には、「もう沖縄は独立したほうがいいよ」とまで言ったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100616-00000005-jct-soci
さすが、過去の日本人の努力はすべて憎らしい民主党らしい模範解答ですね…
民主党の考える極東は、こんな感じになるんでしょうか。
・韓国併合を取り消す。
・もちろん、その伏線である日清講和条約（日清戦争）の「朝鮮の独立」を取り消す。
・日清戦争を否定するのであれば、下関条約の「台湾割譲」も取り消す。
・琉球処分を取り消す。
結果として、朝鮮半島や琉球、台湾は清国を承継した中華人民共和国の一部であるはずなので、極東地図はこんな感じに。
マニフェストにこんな政策書いてなかったぞ
「コンクリートから人へ」「事業仕分け」に騙されて1票入れた人、多いのではないだろうか。
