今使っているPENTAX ist*DSがたまに熱暴走(直射日光の当たる屋外で撮影していると、突然ボタン入力を全て受け付けなくなる)するので、最近安くなってきた後継機のk-xを購入した。
ist*DS | k-x | |
---|---|---|
購入日 | 2005/07/10 | 2010/07/10 |
価格 | 85,500円 | 42,500円 |
k-xの付属していたレンズには、フードが同梱されていなかった。 別売りということらしい… (ここにもコストカットの影響か)
k-xの液晶モニタはist*DSより大きくなっているが、画素が荒くなっているのと、写真表示がボヤけている(ist*DSがシャープネス処理されている可能性があるが…)。
以下、Pモードで撮影したサンプル
ホワイトバランスはk-xのほうが「より自然」になっている。手ぶれ防止も付いて確実にist*DSから進化してはいるのだが…
ファインダー倍率が下がり、マニュアルでのピンと合わせが難しくなった。合焦点のスーパーインポーズ表示がなくなった。ist*DSとボタン配置が変わり使いにくい…(そのうち慣れるってか?)。など、コストダウンで使いにくくなっている部分もありますね。
さらに難しい条件でテスト撮影
ist*DS | k-x |
---|---|
原寸から縮小。オートホワイトバランス。曇天の景色。 灰色のはずの壁面が、ist*DSでは若干赤寄りになっている。 | |
原寸から縮小。オートホワイトバランス。曇天のマクロ撮影。 | |
原寸から縮小。オートホワイトバランス。電球色蛍光灯下。 ist*DSは室内でのオートホワイトバランスは大抵破綻する |
デバッグ・モード
AF位置の微妙な調整などを行う場合、デバッグ・モードを使う。
SDカードのルートディレクトリに、MODSET.492
というファイルを置いて、『Av/+/-』を押しながら電源を入れると、DEVELOPING MENUが表示されるので、ここからデバッグ・モードに入ることが出来る。
[OPEN_DEBUG_MENU]
1行目の『 [OPEN_DEBUG_MENU] 』を入力したら、改行記号を1個入れる(合計2行のテキストファイルになる)。
DEVELOPING MENU で、カーソルキーを用いて『DEBUG MODE』の『<DIS>』を『<EN>』に変更してOKキーを押す。さらにMENUボタンを押して、一番右のタブに新しく『C』が表示されるので、そこを開けるとテストモード ページの中に『AFテスト』があり、そこでAF焦点の調整を行うことが出来る。
この画面で、0 [um] とされているのが、現在のフォーカスポイント。『FocusCorr』にカーソルを合わせて、左右キーを押せば、フォーカスポイントを増減できる。この画面では+30umにしている。この状態でOKを押すとフォーカスポイントの現在地に+30umが加算される。(その値になるのではなく、加算される)
巻尺を斜めから撮影するなどして、フォーカスポイントのキャリブレーションを行うのが、適切なキャリブレーション値を得る簡単な方法だそうだ。
詳しくは
・K-x Debug Mode Tutorial - AF Adjustment
・裏ワザ k-xまとめサイト