OpenTypeフォントに未対応のOpenOffice 3.1でメニューの日本語文字が”トウフ”になる不具合がある。 Ubuntu 10.04にアップデートすれば、OpenTypeに対応している(と言われている)OpenOffice 3.2にバージョンアップできるのだが…
Ubuntu 9.10を使う上で、無理やり解決することにする。
■ 条件
- Ubuntu 9.10
- OpenOffice 3.1 (Ubuntuの標準リポジトリでインストール済み)
- システム ー 設定 ー 外観の設定 ー フォントで、アプリケーションのフォントをOpenTypeのフォント(YukarryAAフォント)を利用し続ける
■ エラーの状況
■ 解決法1
コマンドラインで openoffice というコマンドを実行して、そこから各アプリケーションを起動する。(なぜか、このランチャーメニューから起動すると、フォントが化けない)
■ 解決法2
OpenTypeフォントを無理やりTrueType形式のファイルに変換する。
fontforge (まだインストールしていない場合は、apt-getコマンドか、パッケージ・マネージャでインストールできる)でOpenTypeフォントを開いて、TrueType形式で新規保存するだけ。
なお、OpenTypeのオリジナルフォントも使いつづけたい場合、保存の前に、エレメント・メニュー ー フォント情報のダイアログを開いて、”名前”と”TTF名”の設定でフォント名称を既存のものと変える必要がある。