HP Pavilion Desktop PC s5350jp/CT の初期設定と、Windows XPとUbuntu(Linux)をセットアップして、基本的なベンチマークを取得したときの記録。 この機種について、あまり情報が出ていないので、「提灯ライター」が作成したBlogより役立つような情報を載せておこうと思う。
以下、何回かに分けて記載する
■ 基本構成
HPの製品名: Pavilion Desktop PC s5350jp/CT
マザーボード: MSI製 MS-7613 Iona-GL8E Version 1.1 (Micro ATX)
CPU: intel Core i3-530
メモリー: マイクロン製 1GB PC3-10600 ×2枚
HDD: Barracuda 7200.12 ST3250318AS 250GB SATA (F/W HP34)
DVDドライブ: 日立LG製 GH40L SATA (F/W RB12)
電源: input 100-127V/200-240V, 270W
価格: 49,980円(税込み)、配送料3,150円。合計53,130円
HDD :
Seagate Barracuda 7200.12 250GBytes
ST3250318AS
Firmware HP34
Date Code 10401
DVD±RW :
Super Multi DVD Rewritter
Model GH40L (A2DH)
LGE-DMGH22LS40
F/W RB12
H/W B
メモリー :
MT8JTF12864AZ-1G4F1 1015
1GB 1RX8 PC3-10600U-9-10-A0
MSI (Micro Star) MS-7613 VER 1.1
マザーボード上のコネクタの詳細図面は、HPの米国サイトのSupport & Driversで、『s5350jp』で検索して、『Product information』の中の『Motherboard Specifications, MS-7613 (Iona-GL8E)』というページに掲載されている。
Model : HP-D2701C0 REV 02
AC INPUT (50-60Hz) : 100-127V/6A, 200-240V/3A
DC OUTPUT : 5.08V/15A, 3.3V/16A, 12Vcpu/12A
+5.08V & +3.3V shall not exceed 110W
+5.08V & +12V & +12Vcpu shall not exceed 260W
Max Output Powerr 270W
Realtek RTL8111DL 9CF0401
Realtek ALC888S 9CF10S2
■ BIOS設定画面
起動時にF10キーを押すと設定画面になる。 ”診断画面の表示時間”が短すぎるのと、POST時のビープ音がしない(スピーカーが付いてないんだっけ…)ので、気付かないうちにOSのブートが始まっている。電源を入れたらF10連打する必要がある…
SATAドライブは自動認識(ユーザがパラメータを設定することは出来ない)。また、メモリのウエイト設定なども一切入力できない、自動認識のみ。
なお、HDDは工場出荷時のものを取り外して、手持ちのHDDに換装している。
SATAコントローラはAHCIではなく『RAID』に設定されていた(工場出荷設定)。この画面の設定は変更していないので、工場出荷時の値だ。
この”RAID”の選択肢は、AHCI:ON、RAID:ONという意味で、HDDが1台でRAIDを用いないときでも、推奨設定であるとintelの公式ページでは説明されている。
診断画面は工場出荷状態では『無効』だった。
デバイスの起動順位を選択すると、次の画面が表示される。
CD-ROMから優先的に起動するはずなのだが、ブート時にトレイが閉まっている場合は読み飛ばされる場合が多い。 (なぜなんだろう…) DVDドライブのトレイを開けておいて、リセットするのがコツ
次の記事 『 HP s5350 その2 : リカバリ作業と、妙なパーティション 』 に続く。