液晶モニタの消費電力を比較してみた。
(1) 日立 W17-LC50 (2004年製)
(2) I-O DATA LCD-MF221XBR (2009年製)
(3) iiyama ProLite B2409HDS (2009年製)
ProLite B2409HDSには東芝DVDレコーダ RD-E304KをHDMIで接続、W17-LC50には東芝のDVDレコーダRD-XD71をD端子ケーブルで接続している。
機種 | バックライト最小 消費電力 |
通常利用の明るさ 消費電力 |
バックライト最大 消費電力 |
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W17-LC50 | バックライト=7 38W |
バックライト=32 67W |
|
LCD-MF221XBR | 輝度=1 19W |
輝度=50 42W |
|
PL B2409HDS | 輝度=1 15W |
輝度=25 22W |
輝度=100 48W |
2004年製の液晶モニタが38W、最新の液晶モニタが20W程度。消費電力差から、どれくらいの期間で「エコ替え」が得になるか計算してみると…
消費電力差 = 38-22 = 16 W
電力料金 = 20 円/kWh
1日の利用時間 = 5時間 と仮定
1年間に削減出来る電力料金は…
16 W × 5 時間 × 365 日 × 20 円/kWh ÷ 1000 = 584 円
液晶モニタは2万円弱で売られているので、
20000 / 584 = 34 年
エコ替えは、全くのデマであることがよくわかると思います。 現在使える電化製品は、基本的には故障するまで使い続けるのが最もエコ。 そしてお財布にも優しい。