兵庫県の井戸敏三知事が11日、和歌山市で開かれた近畿ブロック知事会議で、「東京一極集中の打破」について、「関東大震災が起きればチャンスになる」などと発言した。同夜、神戸市で開いた記者会見で「『チャンス』という言葉が誤解を受けるなら、もっと適切な言葉を使うべきだった」と釈明したが、阪神大震災が起きた兵庫県のトップの発言だけに、不適切との声もあがった。
会議には近畿2府4県などの知事が出席した。井戸知事は、地方分権のあり方を巡る議論の中で、関西が防災や第2首都の機能を担うことが必要だと主張。「まず東京一極集中をどうやって打破するか、旗は揚げておかないといけない」とし、「物理的には関東大震災が起きれば相当ダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす準備をしておかないといけない」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000000-maip-soci
ついつい出てしまいましたね、負け組の本音。 あとでいくら謝罪しようと、撤回発言しようとも、ニターっと笑いながらこの発言をしているテレビの中継を見て、本心から言っているのだと確信しました。
神戸大地震で5,000人が家屋の下敷で即死し、600人が家具の下敷で即死し、800人程度が火災やそれ以外の原因で死亡したときに、副知事として身をもって破壊力を感じた人の言うことは、なる程と説得力があります。
たしかに、東京で大地震が起これば、6,000人ではおさまらない位の即死者が発生し、日本の外貨獲得の大半を占める大企業の本社・研究所が機能停止し、証券取引所も、データセンターも、インターネットエクスチェンジも停止するでしょうね。
その時に、首都機能を関西に置いていたからといって、公共工事や公営事業といった前世紀の遺物や、先端企業の足を引っ張り、非効率企業へのバラまきしかできないような気違い役人が無傷で機能したからといって、なんの意味があるんですかね。
まあ、せいぜい使いものにならない、都市から遠く顧客にも見放された関西空港の第三滑走路でも建設して満足しておいてください w
地方分権なんてしたら、際限無く土建工事しますよ… きっと。 関西空港第二滑走路も、国は反対したが、糞自治体が「絶対儲かるから作ってください。恵んでくださいっ」と言って作った結果、やっぱり儲かりませんし顧客からも見放されました…。 って、どういうことなんでしょうかね。 別に、戦前のように国直轄でも、一般人は構わないと思いますよ。 地方議会・知事を廃止するだけでも税金浮きますよ!
30年以内に大地震が起こるといわれているので、本当にやらなければならないことは…
東京の機能を代替させる、金融・証券の取引機能を代替させる、先端企業の研究開発や指令系統を代替させる… たぶん、東京に物理的に置かれているデータセンターを、全世界規模に薄く広く分散させて、拡散させてしまう、クラウドコンピューティングの思想で行くべきなんじゃないでしょうか。 管理者・研究者も、全世界に分散させて普段から運用しておけば、たとえ大都市1個が消滅しても、それほど混乱無く経済社会を運営していけるんじゃないですかね。
いまどき、首都東京の代替をレガシーなモノに求めるって…
東京都知事の発言じゃないけど、『役人の浅はかな知恵』ですな w