大気汚染が少なくなり、上空で反射されずに地上に届く光が増えたかららしいです
【technobahn】 欧州における温暖化の進行はEUの公害対策が原因、欧州研究機関
ヨーロッパにおける温暖化の進行は温室効果ガスによる地球レベルの温暖化が原因になっている他、環境規制の強化により環境汚染が緩和したため、空気中の汚染物質の濃度が薄くなり、太陽光が地表にまで到達する率が高くなっていることも大きな原因となっていることが9日、学術専門誌「Geophysical Research Letters」に掲載された論文により明らかとなった。
この研究を発表したのはスイスのInstitute for Atmospheric and Climate Scienceを中心とした研究機関による多国籍研究グループ。
研究グループは過去30年間に渡るヨーロッパの温度上昇は、一般的な地球温暖化現象だけでは説明が付かないとした上で、地球温暖化などの効果以外にどんな要因がヨーロッパの温度上昇の原因になっているのかについて、研究調査を実施。その結果、欧州の環境規制の強化を受けて、大気中の汚染物質の濃度が減少し、それが元となり、太陽光が地表にまで到達する率が高まることでヨーロッパ全域での温度上昇が、地球温暖化に伴う理論値以上、上昇する原因になっていることを突き止めたとしている。
研究グループでは今後、欧州がより厳しい環境規制を敷けば、敷くほど欧州における温暖化は他の地域以上に進むことになるだろうと述べている。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200807102001&page=2
環境を良くしても悪くしても、温暖か起きるのなら…
公園のヤブラン
遊歩道の脇にあって、踏みつけられていることも多い草だけど、アリにとっては貴重な餌場なのだろう。