30 March 2008

思いもかけないハズレ製品 「PLANEX BT-Mini2EDRW」

プラネックスのUSB Bluetoothアダプタ 「BT-Mini2EDRW」。特に激安と言うわけでもなく、パッケージにも致命的な欠陥製品だと言う但し書きも無かった…

20080330-bt-mini2edrw.jpg

Windows XPマシンに接続して、Bluetoothデバイスを接続したところ

なんと、2台以上のデバイスを同時接続できない !!

Bluetoothキーボードを利用しながら、Bluetoothヘッドホンで音楽を聴くという 「通常出来て当たり前」 のことが出来ない。

製造会社 プラネックスのホームページを見たところ、「極小文字」でページの中間辺りに 「同時に接続できるデバイスの台数は1台です」 と書いてある。

20080330-bt-mini2edrw-rm.jpg

イラストを使ったり、無意味なBluetoothの機能説明を延々としている割に、致命的欠陥(制限事項)を大きく目立つように書かない。 こういう会社の製品は、ダメだと思う。

魚焼きグリルを使いながら、コンロで湯を沸かせません。ガスは「選択制」で、どこか一箇所のバーナーでしか燃焼しません。こんな調理用コンロを売ったら国民生活センターに苦情殺到するはずだけど、「相性問題」とか「仕様です」と言うのがまかり通るパソコン製品は、こんな糞製品でもリコール起こることは無いんでしょうね。

ちなみに、Bluetooth製品の値段が「日本で割高」なのは、役人の天下り団体 TELEC (財団法人 テレコムエンジニアリングセンター) で特定無線装置の技術基準適合証明を取らないとダメだから。 (製造会社として東芝が書いた論文参照
海外で売られているBluetooth製品はアメリカのFCC(連邦無線委員会)などを取得しているわけだから、「一般の家電品」の微小電力の電波機器は相互乗り入れでいいと思うけどね。

そうすると、天下り団体が無くなり役人権益が潰れると同時に、割高なパソコン周辺機器を日本国内だけで売っているような企業も一発で潰れるから困るんだろうか。 国民的には、何にも困らないんだけどね