大阪城の二等三角点に引き続いて、銅座公園の電子基準点へ向かった。
電子基準点って何なのでしょうか…
国土地理院のホームページによれば、大阪市中央区には3箇所の基準点があるようだ。
公園の南西角に、巨大な基準点の柱が建っている
柱の根元に、国土地理院のプレートが埋め込まれている。
「電子基準点付属標No.950336A」 と書かれている
柱の中ほどに、次のように説明が記されている
「電子基準点は、地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置を観測するための施設です。受診データは、つくば市にある国土地理院に毎日転送しています。」
”毎日転送”しているのに、国土地理院のホームページでは 「現況 : 報告無し」 です。役所の通信施設ならではの、機能不全のまま放ったらかしなんでしょう…
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簡易GPS受信機で測定してみることにします
北緯34度40分40秒。東経135度31分06秒
HDOP=1.50 なので、かなり制度よい測定結果のはずです。
国土地理院のデータとも一致しています。
ちなみに、銅座公園に存在するとされている2箇所の電子基準点の国土地理院データでは、双方のジオイド高さが同じで、標高が5m違うんですけど、単なる測定誤差なのか記述ミスなのか…
毎日送信するデータすらまともに受信できていないなら、測定誤差と言う…