19時過ぎ、心斎橋筋の裏通りにある味仙ラーメンで台湾ラーメンを食べた後、心斎橋筋を難波に向かって戻っていくと…
味仙ラーメンの台湾ラーメン
商店街の向こうから賑やかな声が聞こえてきます。「民主党 代表代行の 菅直人です…」と言っています。プラカードのようなものが高々と掲げられて、確かに「菅直人」と書かれています。
商店街の向こうから、菅直人の大名行列がやってくる
大阪府知事候補の応援演説に来た、本物の菅直人でした…
菅直人と、知事候補の息子（たすきにそう書いてある）
県民所得を50%上げるといっている候補 vs 子供の教育費などを引き下げ可処分所得を増やすといっている候補の一騎打ち。
どっちも非現実的だと思いますけど…
そもそも、国家として必要最小限を遥かに越えて「過剰サービス」になっている地方自治体をどのように大リストラするのか、事業の廃止・民間売却・委託化して公務員をいかに激減させるかしか財政再建がないにもかかわらず、ばら撒くことを前面に出しちゃったらもっと財政赤字が増えますよ… と。
政令市の大阪市との重複事業（水道局や港湾局？）の統合で赤字圧縮といっても、確か「水道事業や港湾事業のような官業独占」事業は特別会計で独立している上に、表面上は赤字じゃなかったりするから大阪市の新市長から「ほっといてくれ」と言われているようですけど…
それに、小学校の校庭を芝生にしたり給食を実施したりするのは市の担当事業で、「県が1%予算を出すからあとは市でやれといわれても困る」と、これまた反論されてたりします。
公民館・会館を売却・民営化したり、クソ田舎にある博物館を閉鎖するくらいでは毎年何百億円も発生する表面上の赤字さえまかなえないでしょう。
公務員労働組合のおっしゃる組織維持のための「事業統合」じゃなく、事業の民間売却という「ビジネスモデルの変更」をしないとだめなんじゃないですか？
いまさら、箱物の運営管理をチンタラと公務員がしているようではね。
団塊の世代が大量退職して、公務員の人数を減らすチャンスなんだから、採用を50年くらい凍結して箱物の運営管理を全部民間に任せてしまい、法律を作る部門だけ「極少数」残せばいいんじゃないですか？ （中間自治体の県庁が、直接市民サービスをするのは、それ自体が二重行政で不必要。それは市役所の仕事でしょ。）
と、投票したい候補がいないから、私は今回も白票かなぁ…
