延岡市大貫町5丁目にある携帯電話の中継基地局のアンテナをめぐり、地元住民が反発を強めている。同地区では63人が原因がはっきりしない体調不良を訴えており、安全性が明確でない電磁波への不安が根強いためだ。撤去を求める住民側に対し、携帯会社は「国の基準値内で運用しており問題ない」として、互いの主張は平行線をたどる。住民側からは自治体に仲裁を求める声も出始めている。
(二宮俊彦)
「『キーン』という耳鳴りがして、時々、胸がグーッと締め付けられるんです」。同地区に住む○○洋子さん(54)は昨年12月、異変を感じ始めた。
自宅は基地局のアンテナから直線で約45メートル。窓側に近づくと、その度合いが増した。夜もなかなか寝付けず、睡眠導入剤を使う日々が続いた。情報誌で電磁波のことを知り、窓にアルミ箔(・・・はく)を張ったレジャーシートをすき間なく張り付けて「防御」を試みたが、症状は変わらなかった。
「逃げ場がない」。夫の澄太さん(58)も同じ症状を訴え、今年2月に十数キロ離れた場所に転居した。引っ越して症状は和らいだが、自宅に戻れるあてはない。
ほかに症状を訴える人の中には、段ボール箱にアルミホイルを張り付けて、その中に頭を入れて寝る人もいるという。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000710090006
ちゃんと、アルミ(導電体)でシールドすれば、電波は防げるんですけどね…
写真を見ると、明らかに覆い残しがある(窓の下)。アルミも蒸着しているような薄いものなので、向こうの光が透けて見えてますね。これでは電波はさえぎれません。
それに、家屋は導電体ですか?
台所用のアルミ箔でいいので、両面テープで向こうの光が完全に遮蔽されて室内が真っ暗になるくらいキッチリと貼らないと無駄ですね。
私の家も電子機器の実験をするためにシールドしていますが、鉄骨造で部屋の上下はアースされた鉄板(波板)ですが、壁は石膏ボードのようなもので出来ています。壁紙を貼る前に導電シート(鉛やアルミ)を貼ってから壁紙を貼ってます。
全ての導電シートを完全にアースに結合してやれば、それなりの「電波暗室」的なものは出来ますよ。
当然、携帯電話はDoCoMoもSoftbankも「圏外」になりますし、AMラジオもFMラジオも受信できません。
(TVのアンテナ端子やコンセントを遮蔽しないと、TVアンテナ付近ではラジオが受信できたりしますから、電波遮蔽は案外難しいですな…)
あ、これ見て「電波暗室の作り方」とまねしないでね。これは「ファラデーゲージ」の作り方であって、電波吸収体を内面に貼らないと「暗室」にはならないからね。「吸収体」はメチャクチャ高いみたいです。
電磁波の強い順に、「店舗などの盗難防止ゲート」「携帯電話」「高圧送電線」などが上げられますが、これらの環境破壊に対して、環境省は何の対策もしないんですかね。
(経済産業省は製品の安全性を見ているだけで、環境はどうでもいいというスタンスそうだし)
いまだに、「川を綺麗にしましょう」みたいな、1980年代チックな時代錯誤をやっている団塊世代に支配されているんでしょうか > 環境省さん…