北海道の観光土産として知られるチョコレート菓子「白い恋人」に賞味期限改ざんなどが見つかった問題で、製造・販売する石屋製菓(本社・札幌市)の石水勲社長は16日、記者会見し、10年ほど前から賞味期限を社内規定より延長する行為があったことを認めた。また、衛生管理態勢が整うまで、期限を設けずに工場の操業を停止するとし、「白い恋人」を含む同社のすべての商品を回収する意向も公表した。
石水社長は、「白い恋人」の賞味期限について、96年ごろから繁忙期や在庫が膨らんだ際には規定の「4カ月」ではなく、5~6カ月に延ばすこともあった、と明かした。石水社長もこれを知っていたという。
同社は16日から本社工場の操業を自主的に休止し、生産ラインの点検を始めていた。休止期間は当初は4日間としていたが、安全が確認されるまで当面続けることにした。
同社の製品は「白い恋人」が主力商品で約8割を占め、首都圏などで人気があるのはもっぱら「白い恋人」。土産品店や百貨店での商品撤去の動きが加速したが、これまでは希望する小売店を対象に「白い恋人」だけを回収していた。
同社の従業員はパートを含め約480人。工場の生産ラインが止まってもパートを含む従業員の雇用は確保する、とした。
同社には16日、返品の品々が本社に次々に送られてきた。また、この日から本社工場に隣接する同社のテーマパーク「白い恋人パーク」を臨時休業とした。
駅や空港に、みやげ物の菓子類 (勤務先などでばら撒くときに便利なように、小分け袋形式のもの) ってたくさん売ってますよね。
まんじゅうなどの生菓子類、ゼリーやプリン、チョコレートやせんべいなどの乾燥した菓子など。
こういう形態の土産物は日本くらいでしか見ないですね。どうして日本人は親しくもない勤務先などの人間にプレゼントをばら撒くようなことをするのか。特に、金持ちの人が、お金が余っているからばら撒いているというわけでもなさそうですしね。
中元歳暮、バレンタインの義理チョコ、旅行土産、年賀状… と。 どう見てもばら撒きすぎです。
環境問題っていのなら、この無駄な消費を全部やめれば、レジ袋どころの省資源じゃないでしょう !
それに、土産物の菓子類って、「酷暑の自家用車の車内で輸送、売れ行きの悪い土産物屋でも長期間売れる」 といった条件をクリアするように腐らない措置をしてるわけですから、コンビニの食品が殺菌されまくっている以上に問題なような気もするんですけどね。
中国の農産物が農薬や防腐剤だらけでバッシングを受けてたりしますが、国産の土産物は本当に大丈夫なのか、かなり心配です。
できれば、食品 (生・半生) の土産物などはもらいたくないものです。
※ 北海道って、雪印、ミートホープ、白い恋人 と消費期限を極限まで延ばす得意技があるんでしょうか。 涼しい北海道では長期保存できても、とても人間が住めるような気温ではない西日本ではヤバイでしょ。