14 July 2007

台風

インターネット放送で海外の放送を聞いていると、台風が来ていることなんて全く気づかなかったりします。
NHKの夕方のニュースを見ると、間近に台風が来ているらしいです。

最近の建物は、台風程度の風雨では「音すら聞こえない」のが売り物なので、テレビ見るまでは全く気づきませんね~。 (明日の朝に来るものだと思っていたので、それまでテレビを見る予定がなかった…)

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ニュースでは、「7月としては観測史上、最強の勢力」と言っています。

それならと、外を見てみることにしてみます。

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建物から外を見た様子

雨も降っているようには見えないし、スモッグが吹き飛んで、いつもより綺麗な夜景が楽しめます (笑

インターネットでニュースを見てみると、「被害」は相変わらずあるようで、

<台風4号>列島縦断するように北東へ 最強勢力保つ

~ 略 ~

「この台風で、鹿児島市下福元町の増水した川に西谷山小6年、○○○○君(11)が流され死亡。鹿児島県肝付町でもパイプの修理作業中に用水路の側溝に落ちて流された農業、○○○○さん(76)が亡くなった。このほか徳島県吉野川市の男性(79)と名古屋市で川に転落した男性が行方不明。

~ 略 ~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070714-00000072-mai-soci

台風が来ると、用水路を見に行って転落するお年寄りとか、暴風雨の中にもかかわらず修理をしていて転落するとか…   なんで、環境の悪いときに外に出たくなるのですかね。

誤解があることを覚悟で言えば

台風・大雨の災害 = 予測される範囲内で起こる現象
低地とか、崖の横とか、補強されていない古い家とか、そこが危険な場所であることは分かっているはずです。予測される災害がやってくる前に移住するなり、補強するなり何でしないんでしょうか…
(台風なんて、接近速度たったの50km/hですよ)

「貴重なデータ」の入っているハードディスクのバックアップを何ヶ月も取っていなくて、ある日突然ハードディスクが壊れるのと同じようなことでしょうか…
壊れてから焦るヤツをよく見かけます。 (普段からバックアップしろよ、ボケが)
(ハードディスクはSMARTモニタをチェックしても、いきなりクラッシュすることもあるので、台風・大雨よりは予測不可能な災害かも…)

個人的に言わせてもらえれば、幾らでも交換の効くハードウエア(建物、住宅とかいう巨大なものから、カメラとかハードディスクといった小物まで)の被害なんて買い換えれば終わりなんじゃないでしょうか。

むしろその中に保管されていたデータ(思い出の品とか、由緒正しい芸術作品とかいうものから、何ヶ月も掛かって完成間近のプログラムのソースコードや、撮影した写真のデータなど)を救い出すことのほうが、ものすごく大切だと思うんですが。  どうなんでしょうか。


ちなみに、災害対策で、自衛隊・警察・消防署・その他の地方役人が大量に駆り出され、さらには道路や崩れた崖のリストアのために行われている公共工事。
毎回同じようなところ、「災害が予測できる低地や崖沿いの場所」 といったデフォルトの場所で行われている復旧活動に掛かっている費用って、国民の払った税金ですよね…

不利な地域(でも、地価が安い?)を、わざわざ選択して居住しているんだから、復旧活動・防災工事などに掛かった費用は、そこに住んでいる人(受益者)に負担してもらうわけにはいかないんですかね?