高解像度でknoppixを起動する設定 (標準で起動不可の時用)
knoppix xmodule=[VGAモジュール] vga=[vgaモード] screen=[解像度]
例:
knoppix xmodule=fbdev vga=795
VGAモジュール
i810 : intel 810 系
radeon : ATI radeon
vesa : VESA VGA汎用
vga : VGA汎用
fbdev : 汎用、フレームバッファ、アクセラレーションOFF
大抵の場合は、fbdevでOK
vgaモード
640x480 800x600 1024x768 1280x1024
8bpp 769 771 773 775
16bpp 785 788 791 794
32bpp 786 789 792 795
解像度
ドライバがサポートする以上の解像度を指定すると、
仮想デスクトップとなる。
screen=1280x1024
などと設定
ブートメニューのF2,F3で表示されない詳細オプションが説明されているページ
→ Knoppix Temporary Directory Wiki
環境の保存
定期的な作業をする環境として用いる場合に、実行環境を保存しておくことが出来る。
デスクトップのknoppixメニューに、「継続的なKNOPPIXディスクイメージの作成」という項目がある。これを利用すると、HDDやUSBメモリー内にknoppix.imgというファイルを作って環境を保存できる。
「継続的なKNOPPIXディスクイメージの作成」メニュー
パーティション選択。スワップ・パーティションのようにパーティション全体を使う(既存のデータは全消去)ではなく、ファイルシステム内にファイル(knoppix.img)を作る形になる。既存のファイルは「安全に」保たれた状態…。
その後、暗号化の有無やknoppix.imgファイルの大きさを指定する。
次回起動時には、全てのパーティションをスキャンしてknoppix.imgが存在すれば読み込むかどうか聞いてくる。
HDDにインストールされたLinuxやWindowsでは怖くて出来ないような作業をやるときに、ものすごく重宝します。(最近まで、環境を保存できるなんて知らなかった…)