何だか鼻やのどの調子がおかしいと感じているなら、黄砂が原因の可能性がある。土、日曜と黄砂が県内を舞っていた。観測されたのは四月初め以来のことだ。
中国の砂漠地帯で冬の間に乾燥した砂粒が、春の偏西風に乗って韓国や日本にやってくる。夏になると収まるのは、草木が伸びて砂が舞い上がりにくくなるから。黄砂が「春の風物詩」と言われるゆえんだ。
日本で観測される砂粒は千分の数ミリ程度の大きさだが、発生源に近いほど大きな粒が舞い量も多くなる。中国内陸部では嵐のようになり、農作物や家畜の被害どころか死者が出ることもあるというから、決して砂のように軽い存在ではない。
さらに韓国では、中国の工場や自動車から出た有害物質が砂粒に付着しているとして、政府が外出を控えるよう呼び掛けている。仮に環境基準を超えるほどの有害物質でないとしても、のどや鼻に影響するのは間違いなさそうだ。
北東アジア一帯に悪影響を与える黄砂。これを中国のせいにしてしまうのはたやすい。砂漠を拡大させ、処理が不十分な有害物質をまきちらす。そんな野放図な開発に原因があるのだと非難して解決するのなら、それもいいだろう。
しかし元をたどれば、そうした開発には大抵日本もかかわっている。今着ているウールの服が草原を減らしたのかもしれないし、百円ショップで買った物が汚れた煙を生み出したのかもしれない。無関係だとは決して言い切れない。
日本も三十年ほど前までは、今の中国と同じような発展の道筋をたどっていた。そうした経験を中国で生かすことが、明日のわが身を守ることになるだろう。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/column/article.aspx?id=20070528000051
すごい責任転嫁…。 中国・南北朝鮮の言うことは何でも正しくて、日本は常に間違っているというマスゴミの標準論法には失笑を禁じえません。
中国の環境破壊の原因は
中国の製品を買う日本が悪い
環境技術を無償供与しない日本が悪い
ということらしいです。偉いマスゴミの論者の人の説では…
日本に被害をもたらす環境破壊を行っている国の製品は買わない。というのが普通なんじゃないですかね。
その上、日本が開発した「環境破壊が少ない効率的な生産方法」を、「中国で生かす」んですか?
いわゆる、タダで中国様に献上しろという論法。お見事です。
環境論に絡めれば、何でも無償で技術移転することが善であるかのように国民に刷り込むのはやめていただきたいものです。
高速鉄道技術、マグレブ(リニアモーター)鉄道技術、微細加工技術、効率的な製鉄や発電の技術、工場からの汚染物質の除去技術など、
これらのノウハウは、製品よりずっと貴重で、21世紀の日本の主な収入源になるべき知的財産です。国際貢献という嘘八百でタダでくれてやるべき技術ではありません。
政府や民間企業、あるいはメーカーの退職者やJICAのボランティアと称する人たちが、これらの「知的財産」を海外に、特に日本に敵対しているような国にタダで教えているのは犯罪行為だと思いますが、いかがでしょうか?