レガシー産業と共に没落し続ける大阪は、首都圏の新たな文化パラダイムにキャッチアップできるのでしょうか。
潰れ行くレガシー・システムと、首都圏から押し寄せる文化の波。
潰れ行くもの
倒産した老舗のニノミヤ
以前は関西圏ではジョーシンと並ぶ家電量販店だった。
電子パーツ屋は閉店セールすら行わず清算されるようだ。
抵抗やコンデンサなど一般的な部品の投売りを期待してたんですけどね。(オシロスコープやデジタル・マルチ・メータの投売りは期待はしてなかったけど)
押し寄せる文化の波
そして、
秋葉系のアニメショップなどが、家電などのレガシー商店に取って代わりつつあるようだ。
大阪に戻って、たまたま通りかかったら、秋葉系バンドの曲をライブでやっていた。見ている限りでは、プロダクションなどのサクラも居るようだが…
秋葉原で見ても違和感あるが、大阪で見ると、まるで別次元の世界…
コテコテの大阪なんて最早未来無いのに、いつまでレガシー文化・産業にこだわり続けるのだろう。
京阪神地域は人口が多いから、単なる消費地としての魅力はありますね。そういう意味でのオフィス需要があるから中之島や梅田周辺に高層ビルラッシュが起こっていたりする。いわゆる、支店・営業所的意味合い。
新たなパラダイムを生み出す人にとっては、首都圏以外に活動の場が無い、だから京阪神の大企業の本社や研究所がどんどん首都圏に移っていく。
首都圏にクリエイター集団が一極集中すると、大地震や戦争などで首都圏が壊滅したときに、日本は二度と復興しなくなるという危機感は、日本政府にはなさそうですが…。
(フランスがパリに一極集中しているといっても、地震の危険性も、隣国からの攻撃の危険性も無い訳だから比較対照にはなりませんよね)
大阪市役所の前で、”ハレ晴レユカイ” のストリート・パフォーマンスを企画するくらい役所が柔軟だったら、未来はあるかも ?