松岡農水相が議員会館の事務所に高額の水道・光熱費を計上していた問題で、松岡農水相は9日朝、法律で内容の報告は求められていないとして、あらためて説明を拒否した。
松岡農水相は、経費がかからないはずの議員会館に事務所を置いているにもかかわらず、05年に水道・光熱費として507万円を計上している。9日朝も、記者団に詳しい内容の説明を求められたが、「今の法制度の下では、報告を差し控えさせていただく」「(Q事務所で水道水を飲んでいる?)今、水道水を飲んでいる人はほとんどいないんじゃないですか」と述べ、「適切に報告している」と繰り返すにとどまった。安倍首相もこれまで「法令にのっとっている」として、問題視しない姿勢を見せている。
「きょう事務所へアポは取っていないが、お邪魔をさせていただいた。結果、見る限り、浄水装置もなかったし、冷暖房装置も見当たらなかったことは確認させてもらった」-民主党・芝博一参院議員らは9日朝、松岡農水相の事務所を訪れ、「農水相が主張する浄水器などはなかった」ことを確認し、あらためて詳細の説明を求めている。
[9日22時47分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070309/20070309-00000030-nnn-pol.html
「今、水道水を飲んでいる人はほとんどいないんじゃないですか」
はっきり言いましたね、この農水大臣。
マスゴミは、この農水大臣をクビにすることに必死なわけですね。さすが、大局を分からんマスゴミです。
最重要なのは、経済大国の食の安全をつかさどる「農林水産大臣」が「生水を飲むやつなんて居らん」との認識を示したところなんですよ。
東京や大阪の水は「かび臭い」とか「まずい」という苦情があるから「高度処理浄水」ということをしてにおいや味を消す処理をしているわけですが
生水を飲まないなら、そんな高価な処理は不必要
なわけですよね。その不必要な処理をするために、大量の税金を投入して水道料金を上げて、民営化してもいいような水道局という役所に「安全が心配だから公営企業がいい」という理屈を与え続けているわけですから。
水道水を(まずくてもいいから)最低限の安全だけを確保するなら、沈殿ろ過だけで十分なわけです。 (川 → ポンプで取水 → 凝集剤投入 → 沈殿池 → 砂ろ過池 → 塩素殺菌 → ポンプで送水)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/pp/hakken/h06.htm
現在の高度浄水と呼ばれているやつ (川 → ポンプで取水 → 凝集剤投入 → 沈殿池 → 砂ろ過池 → オゾン発生器でオゾン投入 → 活性炭で酸化物とオゾン除去 → 塩素殺菌 → ポンプで送水)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/pp/hakken/h07.htm
を付けるには、相応の理由が必要です。
オゾン発生器は大量の電力を消費しますし、活性炭は交換単価がすごく高いです。生水を飲まないという大臣発言があったのなら、ちゃんとこっちの浪費も追及してしてほしいものです。
不祥事追求しか興味の無い議会やマスゴミは、こういう重要発言をしたときはそっちの話し合いをするのが「議会制民主主義」や「報道の自由」を言うものの責務じゃ…?