23 December 2006

旅行記 12/21~23 チュニジア

いま、チュニジアのスファっクスです。チュニジアの中央くらい
の海沿いの街です。

昨日までは、晴れていたのですが、今日はどうも曇のようす
です。雨だけは降ってほしくない。

ドイツのクリスマスマ-ケっトはいいですよね。
オランダにはそういうものが無いので、ドイツ文化圏のルクセンブルク
を含め、それぞれの街でいろいろな形態があったのが見れてよかったです。

冬にヨ-ロっパ旅行するなら、スペインやイタリアなど天気のよさそうな
ところか、ドイツ(クリスマスマ-ケっト)がおすすめですよね。

ドイツは天気が悪くても、クリスマスマ-ケっトは夜なので
写真さつえいも全く問題ないです。

日本のクリスマスは、ここ20年くらい味わったことがほとんどない
ので、想像もつきません。
神戸のルミナリエくらいでしょうか。

では、メリ-クリスマス。

いつもの日記へ


12月21日(木曜日)

前回の日記の続き

ガベスの町は特にみるところも無く、ロンプラにはチュニジアで
最も汚染された所とも表現されている。
たしかに、砂漠のへりにあって、そのうえ大きな港があるので
車がひっきりなしに通って、砂ほこりにまみれている。

プリミエ-レと英語で表現される、オアシスのヤシの木が生えた
町のへりをめざす。
小さな川(この町では大きいというのかもしれない)ガベス川が
ヤシの木地帯と町をわけている。

どうみても、幅1mのどぶ川にしか見えない。
砂漠では、これでも立派なんだろう。

ヤシの木、日本の公園に植わっているものと同じ。
ロンプラがとくにこれを記述しているのが不思議だ。
大木な砂丘とかなら、砂漠に来たって感じになるのだが。

砂丘はこの町からは遠いし、今回は砂丘を見る予定は無い。

ヤシの木地帯に町が一部はみだしている。ここは、町の中心よりはるかに
ほこりっぽく、整備不良のバイクや車が轟音と砂ほこりをまきちらして
行きかっている。みち沿いには、ペっトボトルにガソリンを詰てうって
いたりする。北へ向かう車は、みなここを通過するので、こんな売りかた
でも需要があるのだろう。

まともなガソリンスタンドくらい作れよ...

12月22日(金曜日)

夜は3時すぎからめがさめる。ホテルの前を通過する車の震動と音で
寝ていられるものではない。
いちおう、この町では高級ホテルなんだけどね(1泊28ディナ-ル、2700円)

朝食がホテルについているので、それを食べてから出発。
列車は11時15分だが、バスタ-ミナルに行けばなんとかなると思い、
バスタ-ミナルへ。

同じ北アフリカのモロっコは、長距離バスはきっちりとしていて、綺麗なバス
が走っていたが、チュニジアではそういうわけでも無ようだ。
すごいオンボロのバスが何台かいて、今日向かう予定のスファっクス行きは
ガフサ経由と窓に貼ってある。どっちが経由かはアラビア語がまともに読めん
ので不明だが、スファっクスまで2時間以上掛かることはまちがいなさそうだ。

バスタ-ミナルの手前のルア-ジュ乗り場を通ったときに、スファっクスや
チュニスの呼びこみをやっていたので、そっちに行てみる。
ここは、まずチケっトを買うシステムのようだ。
そのへんは、混沌としている他のアフリカ諸国とちがうところだろうか。
スファっクスまで7。05ディナ-ル。
今回は三菱のワゴン車だ。車体もまあまあよい。

30分ほど客の集まるのを待ち、9時15分出発。

途中の小さな村を通過するとき以外は、時速100キロで土砂漠のなかの
ほぼ一直線の道を走る。
車内はハエが大量にいて、それを追だすため窓をあけているので、うるさい。

11時20分、スファっクスのルア-ジュ ステ-ション着。
このあたりでは大きな街らしく、渋滞したりしている。

街外れのルア-ジュ ステ-ションから、街を目指して、ガベスよりは
すなぼこりの少なめの道を20分ほど歩く。

新市街、2件ホテルをあたるが、30ディナ-ル台と高いので、メディナ
をめざす。ロンプラに、メディナならここに泊まれというべきホテルが
紹介されているので、メディナの端っこにあるホテルをめざす。

入口の門をはいったとたん、とりあえず方向感覚がおかしくなりはじめ、
雑踏のなかを、とりあえず前にすすんでいるとしか言えない状態。
20分くらい悪戦苦闘したのち、やさいス-クの付近にあるホテルを
発見。1泊15ディナ-ル。まあ、この国ならこれくらいのものだろう。
ツインの部屋で、アラビア式トイレとシャワ-は外という形式。

ホテルの屋上(3階)に上がると、せんたくロ-プがはってある。
メディナの家の屋根を見おろせ、下を行きかうひとがみえる。

昨日と今日は快晴。 私の旅では天気がいいことは、かなり珍しい。
よほうでは明日は曇、あさっては雨のようだ。

メディナをしばらくあるきまわる。
ウエディングドレスのス-クなんてのがあるのは、始めて見た。
フェズやマラケシュのような巨大なメディナでないので、一度方向感覚
をつかんでしまえば、迷うことなく歩きまわれる。

昼、金曜日だからか、そこらじゅうからアっザ-ンの放送が流れる。
街から人がいなくなったりするのかと思きや、はんすう以上の店は
やっていたりする。それほど宗教ねっしんというわけでもないようだ。

観光客的にはありがたい。

モロっコでは、ロバがメディナの主要交通機関だったが、こちらは
人が台車を押している。
えいせい上の問題で禁止されたのだろうか。

夜、食事する場所をさがすが、さすが安息日ということで、カフェ
がたまに開いているていどで、何も無い。
サンドイっチ屋を新市街で発見して、そこで夕食。
2。6ディナ-ル。

ホテルに戻り、期待はしていなかったが、湯のシャワ-が出ることに
驚く。
ホテルには8部屋くらいあるが、客がいるのは2部屋くらい。
この時期、観光客なんて来ないのだろう。
たしかに、外で観光客(おうしゅう、日本とわず)はみかけない。

物ずきの阪急交通の団体が、タトイ-ン星に居た程度だ。

夜、メディナのなかだけあって、ひと通がなくなると静かになる。

12月23日(土曜日)

メディナの動き始める時間たいにおきる。だいたい7時。

夜は寒かった。暖房なんて当然無し、いつ洗ったかわからんじっとり
としめったもうふにくるまり朝を迎える。

パンを食べてから外へ。今夜の1泊分の値段を払ってからでかける。

8時、まだ店は1割程度しか開いていないが、一応、今日は営業するぞ
という雰囲気がみちゆく人の雰囲気からわかる。

天気よほうが当たり、そらにはかなりの雲があるが、かろうじて
朝日がメディナをてらしている。

まず、郵便局へ行ってから、ネっトカフェへ。昨日は満員ではいれなかった
が、朝なら大丈夫だった。

今日は、スファっクスでのんびり過して、明日朝、ス-スまで北上する
予定。


現在 スファっクスの気温は最高17度、最低3度と、東京や大阪と
同じくらい