12 November 2006

Fedora Core 5 (GNOME) メニューの編集

メニュー項目の表示・非表示だけなら


% gmenu-simple-editor

というコマンドで変更できる。

新しい項目を追加したり、サブメニューの間で表示位置を移動する場合は、/usr/share/applications ディレクトリにある *.desktop ファイルをいじればいいようだ。

たとえば、Thunderbird メーラーをインターネット・メニューに表示するためには、/usr/share/applications に thunderbird.desktop というファイル名で次のような内容の物を作れば、新しいメニューを追加できた

/usr/share/applications/thunderbird.desktop

Encoding=UTF-8
Name=Thunderbird メニューに表示する名前
Comment=Thunderbird Mail Client
Exec=/usr/lib/thunderbird/thunderbird コマンドのフル・パス
Icon=/usr/lib/thunderbird/icons/mozicon50.xpm アイコン
Terminal=false
NoDisplay=false 表示・非表示の切り替え
Type=Application
StartupNotify=true
OnlyShowIn=GNOME;
Categories=Network;Application;X-Fedora; カテゴリー指定

なお、gedit で編集した場合は保存時に「UTF-8」エンコードで保存しないと、日本語が文字化けする。

カテゴリー指定で、どのメニュー位置に表示するかが決まるようだ。メニューの構造自体は /etc/xdg/menus/applications.menu というファイルに書かれている

/etc/xdg/menus/applications.menu

~ 前略 ~

<!-- Internet -->
<Menu>
<Name>Internet</Name>
<Directory>Internet.directory</Directory>
<Include>
<And>
<Category>Network</Category>
</And>
</Include>
</Menu> <!-- End Internet -->

~ 後略 ~

@ITにもっと詳しく書かれている