CDのデジタル信号が、それほど急速に劣化して読めなくなる。音が歪んだり、劣化したりするらしい…。
いくら CD-DA (デジタルオーディオ用)規格のエラー訂正が貧弱で、CIRCでしか訂正できない(訂正しきれないエラーは、前後の音データから補完する)という事実があったとしても、それほどエラーが出ているものなのか。
CD-ROMがCIRC訂正の後に、ECCが働くという2段構えになっているという現実を差し引いても、WindowsXPのセットアップCD-ROMがエラーが出て使い物にならないというのはあまり聞かない。
バイナリで同一性が保証されているのが当たり前なのが情報技術者の世界。
でも、音響技術者の世界は違うのだろうか…
アルカリ・イオン水とか、風水パワーとか信じているのと同じ、単なる信仰に近いものなんじゃないのかと思ったりもする。 音響技術者も、エンジニアであるなら、ちゃんとデータを示してほしいものだ。
エラーの個数とか、統計情報とか、数値に基づいて行動して欲しいものだ。
(マスコミには期待はしないが…)
次回は、オーディオ専用720MBytesのSDカード(全てROM)を10万円くらいで売り出してもらいたいものだ (笑)
特製ケースも透明なガラスCD ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。手作りのため1枚9万8700円(税込み)と高いが、開発者で発売元のN&Fレーベルの録音家、福井末憲さん(60)は「孫子の代まで大事にするCDを作りたかった」と普及に期待している。
福井さんは、録音信号のチェックに使われていたガラスの優れた物理特性に着目。トエミ・メディア・ソリューションズ社の技術者、池田貢課長(52)とともに約10年かけて音楽用を開発した。
CDは盤に張られた情報をレーザーで読み取って音にするが、現在のプラスチックの盤は透明度が完全ではないため読み取りも不完全。また日光や高温でもわずかに曲がり、音質が劣化する。これに対し、ガラスCDは完全に透き通っており、温度や湿度変化を全く受けないため、いつまでも同じ状態で聞ける。
同レーベルはバッハ「G線上のアリア」などの録音を入れた第1弾を売り出したが、予約販売で入手まで約1カ月かかる。
音楽評論家の諸石幸生さんは「数が増えれば価格も下がるだろうし、オーディオ・メディアが様変わりする可能性がある」と話す。東京・秋葉原の石丸電気や渋谷のタワーレコードで近く試聴も始まる。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061021k0000e040064000c.html