県役場が、ネット上で自らの政策を批判されると困るので、ネット監視をしているそうです。
それも、民間委託で (笑)
公共事業や公営企業という「20世紀的病巣」の治療(民営化・民間委託)はせずに、、こういうリスクマネジメントは民間委託? なんだか逆のような気がするが。
まずは、自分の足元から固めて欲しい。水道局や地下鉄、公民館や学校給食などは民間でやれば安いですよね ? で、リスクマネジメントくらいは直轄でやれば?
普通の企業ならそうするはずなんですけどね。
誹謗(ひぼう)・中傷、風評被害に犯罪、自殺……。ネット上には、企業や掲示板の管理者らにとって、好ましくない情報も少なくない。放置すれば、信用問題に発展したり、管理責任を問われたりしかねない。そんな危険をいち早く察知したい相手を顧客にする「ネット監視」代行会社が活況を呈している。
佐賀県庁の「危機管理・広報課」の仕事は、毎朝1000件前後届く「書き込み」情報に目を通すことから始まる。
「佐賀」という言葉が含まれる情報で、前夜までの1日に書き込まれたものだ。個人のホームページや「2ちゃんねる」などの掲示板、メールマガジンからニュースサイトまで。ネット上のあらゆる場所から検索され、東京都渋谷区の監視会社「ガーラ」から送られてくる。「佐賀」を含む三つのキーワードを拾い出す契約で月10万円弱。
佐賀に好印象を寄せたブログを見つけるとお礼のメールを送るなど、「ポジティブに活用している」というが、導入のきっかけは危機管理のためだった。
03年末、地元の佐賀銀行が取り付け騒ぎに見舞われた。「つぶれるそうです!!」というたった1通のメールが発端とされる。「ネット時代は『デマ』でもあっという間に広がる」と同県。
佐賀ブランドを守るため、誤った情報を見つけると、訂正を求めるメールを送ったり、削除を依頼したりする。学校や被害者が実名で書かれたいじめ情報を発見し、学校に連絡して深刻化する前に防ぐのに役だったこともある。
ガーラ社は、依頼されたキーワードを基本に独自に開発した検索ソフトを駆使し、情報を集めている。過去に拾ってダブる情報は省ける機能が特徴だ。
顧客は大手企業が中心で、メーカーや金融機関など。昨年度末の導入先は121件となり、監視事業を始めた6年前から12倍に増えた。
集まるのは風評ばかりではない。会議内容の暴露や撮影禁止の作品画像が出回ったのを突き止めたこともあるという。
2006年10月19日23時23分
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200610190302.html
2ちゃんねる・Yahoo掲示板などの全スレッドを順に取得して、文字列検索かけるだけでしょ?
公共工事で「意図的に」高い金額で発注するだけあって、文字列検索だけで 10万円/月という金額も高いとは感じないわけね。
やるなら、世論誘導 (佐賀県を良いように書く流れを作る、カウンターインテリジェンス書き込み)も行ったほうが良いんじゃないでしょうか。 どこかみたいに。
と、そういうことを思ってしまいました。
このニュースが報道されて以降、(特に) 2ちゃんねる掲示板で、あらゆるスレッドに「佐賀」というキーワードが書き込まれるようになったんだよね。
有田焼、海苔くらいしか印象の無い佐賀県が必死になって隠したいのは、一体何なのか。談合? 利権団体との癒着? 裏金? 非効率事業?