どこの自治体経営者も、ごみ収集・交通局・上水道・下水道などの公営事業を民営化・民間委託化するための”きっかけ” を待ってるってのが、ありありと分かります。
- 犯罪者が出たから綱紀粛清する
- 非効率だから民営化する
全然別のことですが… この２者を関連付けたい勢力があるのでしょうか。
それとも、公営事業＝犯罪的経営 とでも言いたいのでしょうか。（私は賛成ですけど）
職員の不祥事が相次ぐ京都市の桝本頼兼市長は２８日、逮捕者が集中した環境局のごみ収集業務を５０％外部委託し、ごみの収集や焼却の現業職員を半減、新規採用を中止するなどの再発防止策を明らかにした。市議会の常任委員会連合審査会で、質問に答えた。
京都市では４月以降、生活保護費の詐取や覚せい剤取締法違反などの容疑で１０人が逮捕されており、うち７人が環境局の職員。
市長は「言語道断の不祥事で市政の信頼を失墜させ深くおわびする。速やかに解体的出直しを断行する」と謝罪。同和対策で進めた現業職への優先雇用制度が、問題の背景にあったとの見解を示した。
再発防止策として、環境局に警察ＯＢを含む服務監察チームをつくり抜き打ち監察することや、遅刻を繰り返したり軽微な非行行為を重ねたりした職員を懲戒免職の基準以下でも処分できるよう分限免職の基準を設けることも表明。また市長を含む管理監督者の処分を３１日に発表するとしている。
質問した市議から「不祥事のデパートのようだ」「市長の辞任に値するとの批判がある」など厳しい指摘が続いた。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006082833.html
大阪市も一連の騒動をきっかけとして、ごみ収集が民間委託化の方向で検討され、さらには地下鉄・バスが完全民営化される方向で検討というニュースもありました。奈良県でも神戸市でも暴露されましたし、まずは清掃事業から槍玉に上がっている感じです。
どんどん民営化・民間委託化して、コスト無視でマルクス主義的な公営事業・役所による施設の運営管理の破綻が暴露され、淘汰されることを心から望みます。
