07 June 2009

解体間近のダイビル

まもなく解体撤去されるダイビル本館
1926に建設されたネオ・ロマネスク様式のビル。大正時代ぐらいまで繁栄していた大阪を代表するビル。
7月1日には商船三井が(形だけの)本店を、名実ともに東京に移転するので、その時点くらいで全てのテナントが出てしまえば本当に閉鎖してしまうんでしょうね。
2010年にはダイビル・ウエストの工事が着工されるので、このビルの運命もあと1年も無いです。


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土地交換方式で右奥の関電ビル、左奥のダイビル・イーストが建設されて、最後にこのダイビル本館が撤去され高層ビルに生まれ変わる予定。


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正面入り口の上に取り付けられている飾り


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歩道横の壁に出っ張っている、謎の出っ張り


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正面 (堂島川沿いの中之島通り)


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ビルの前景


東京や大阪の無粋な郵便局ビルを残すことに必死な「ハトポッポ」大臣は、こういった貴重な民間のビルが次々と撤去されていくのはどうでもいいのでしょうか。 郵便局も民間、ダイビルも民間、どうみても、このビルを残すほうが納得いくんですけどね。

ま、大阪中之島は金儲けしか考えていない行政が、集客施設をどんどん作っている暗黒時代ですので、早晩ぐちゃぐちゃの街並みになることは請け合いです