RHELのchkconfigコマンドの同等機能を実現する、Debian系(Ubuntu)のsysv-rc-initコマンド。
パッケージ名の検索
root@localhost:~# apt-cache search sysv-rc
sysv-rc - System-V ライクなランレベル変更機構
sysv-rc-conf - 端末用 SysV init ランレベル設定ツール
root@localhost:~# apt-get install sysv-rc-conf
オプションなしで起動すると、メニュー方式でサービスをON/OFFするモードで起動する。ここにはすべてのサービスが表示されているわけではないので、より詳細に制御する場合は次のようにする。
sysv-rc-conf --list
sysv-rc-conf [サービス名] on
sysv-rc-conf [サービス名] off
Ubuntuで不要なサービスと思われるもの
| サービス | 説明 |
| (apport) | クラッシュ時のバグレポートを作成する。 |
| avahi-daemon | mDNSプロトコルで、ネットワーク内のマシンを接続(発見)する。 (Mac OSを用いたローカルネットでないなら無効化) |
| bluetooth | (Bluetoothを用いないのであれば無効化) |
| cups | UNIX Printig System。 (プリンタ及びPDFプリンタを利用しないなら無効化) |
| dns-clean | PPP接続前にDNSキャッシュをクリア。 (PPP接続を使っていないなら無効化) |
| hotkey-setup | ノートPCでのホットキーのキーコード設定。 (アプリケーションキーを使わないなら無効化) |
| laptop-mode | ハードディスクが未使用時に回転を落とすツール。 (ハードディスクを回転させたままでよいなら、無効化) |
| pppd-dns | PPP接続前にresolv.confを再適用。 (PPP接続を使っていないなら無効化) |
| rsync | rsyncファイルコピープログラム。 (ファイルのバックアップにrsyncコマンドを使うつもりがないなら無効化) |
| speech-dispatcher | スピーチ・シンセサイザ。 (スピーチ・シンセサイザを使わないなら無効化) |
| usplash | 起動時・シャットダウン時のスプラッシュ スクリーン表示。 (スプラッシュ スクリーンが必要無ければ無効化) |
■ 起動時スプラッシュスクリーンの無効化(Ubuntu 8.04)
なお、usplash を無効化するだけでは起動時・シャットダウン時のスプラッシュスクリーンは表示されてしまう。完全にテキストベースで起動状況を表示させるには、GRUBのカーネルパラメータの splash スイッチを削除する。 (高解像度で表示させるには、vgaスイッチを付加する。1024*768の時はvga=773、1280*1024の時はvga=775など)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.27-11-generic root=UUID=xxxxxx ro quiet splash
↓
kernel /boot/vmlinuz-2.6.27-11-generic root=UUID=xxxxxx ro quiet vga=773
■ avahi-daemon無効化(Ubuntu 9.10)
『sysv-rc-conf avahi-daemon off』と『insserv -r -f avahi-daemon』ではこのサービスを無効化できなかったので、設定ファイルを強制的に書き換えて、起動しないようにした。
description "mDNS/DNS-SD daemon"
#start on (filesystem ← 無理やりコメントアウト
# and started dbus)
stop on stopping dbus
expect daemon
respawn
exec avahi-daemon -D
■ その他参考資料
起動スクリプトのON/OFFを切り替えるデフォルトのプログラムは insserv で、/etc/rcn.d/ のシンボリックリンクを操作できる。なお、Ubuntuのデフォルトのランレベルは「2」(/etc/init/rc-sysinit.conf で設定されている)なので、通常は /etc/rc2.d/ 内のシンボリックリンクを確認すること。
insserv [サービス名]
insserv -r [サービス名]
エラーがありサービスがどうしても削除できない時は
insserv -r -f [サービス名]