24 November 2008

VMWare内で、スキャナFB1210Uを使う

キヤノンのイメージスキャナ FB1210U は、WindowsXPのドライバを最後にサポートが打ち切られている。当然、Linuxから使うことは出来ない。

(キヤノンの公式ドライバも存在しないし、 Linux の SANE プロジェクトの発表でも、FB1210Uはサポートされない)

OSを完全にLinuxに乗り換えるにあたって、スキャナを買い替えるのは 『環境保護や節約思想』 に反するので、なんとか動くように… ということで、VMWareでゲストOSとしてWindowsをセットアップしてスキャナを用いることにする。

ホストOS : CentOS 5.2
ゲストOS : Windows XP SP3
VMWare : VMWare Player 2.0.5 build-109488

ホストOS側で行った設定は、VMWareのUSBサポートをUSB2.0にするための設定ファイルの変更のみ。 (なお、FB1210UはUSB1.1にしか対応しないので、この編集は必須では無い)

仮想マシンのファイル名.vmx

# USB settings
# This config activates USB
usb.present = "TRUE"
usb.generic.autoconnect = "TRUE"

# enable USB 2.0
ehci.present = "TRUE"


通常通りに、キヤノンの公式ドライバ fb1210uxp561d_xpjp.exe をインストールすればOK。 (ただし、英語版のWindowsに設定すると、スキャン画面が出ずにエラーとなる)

20081124-vmware-fb1210u.png
利用している画像読み込みソフトは、BTScan