10 December 2014

IHクッキングヒーター用の新規配線経路の調査

キッチンのガスコンロをビルトインIHクッキングヒーターに交換する予定のため、分電盤からコンロの所までの配線経路を確認した

メーカー指定の配線材料

価格Comで売れ筋の機種の施工マニュアルより抜粋してみると

パナソニック KZ-T363S三菱電機 CS-G32MS
電源単相200V, 30A単相3線式 200V
電源線単線 直径2.6mm以上線径φ2.6mm以上
接地線
ブレーカー漏電遮断器 30A, BJS3022N漏電遮断器 30A, BSHE23022
コンセント単相250V, 30A, WK36301B単相定格250V, 30A, WK36301B/WK3630

既存分電盤の調査

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既存 住宅用分電盤 BQH836849(パナソニック製)

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分電盤内部

単相200Vの充電線が、中央の銅板に達している。上からL1, N, L2となっており、ブレーカーに接続される端子を変えるだけで100Vでも200Vでも対応可能なタイプ。

電圧切替方法を示した紙が、蓋の裏側にシールで貼り付けられている。

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既存分電盤の安全ブレーカーは BS1112 (100V, 20A, 2P1E)

メーカーは漏電遮断器を付けろと書いているが、住宅用分電盤には全回路を総括した漏電遮断機が付いている。それぞれの回路は単なる安全ブレーカーで良いはず。

BS1112と同一シリーズには次のようなものが有り、200V, 30AはBS2023が互換機ということになる。

  • BS1112 : 100V, 20A, 2P1E
  • BS1113 : 100V, 30A, 2P1E
  • BS2022 : 100/200V, 20A, 2P2E
  • BS2023 : 100/200V, 30A, 2P2E ← 今回はこれを使う

今回の配線材料の決定

  • 電源線 : VVF 2.6mm×2C
  • ブレーカー : 安全ブレーカーHB型 100/200V 30A 2P2E : パナソニック BS2023
  • コンセント : 薄型露出コンセント 接地2P30A : パナソニック WK36301B

配線経路の調査

分電盤から天井裏に差し込んだケーブルを、バスルームの点検口から掴み取れるかを、まず調査する。

点検口から分電盤まで2mあるので、本来なら「ケーブルキャッチャー」と呼ばれる配線ツールが必要。そんなものは持っていないので、ワックス塗りに使うローラー用の伸縮棒を流用する。

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コーワ 伸縮継ぎ柄 2000mm用 948円
コーナン ペイントローラー 288円
IV線 単線 1.6mm

このペイントローラーの軸部分を破壊して、このようにして使う

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ケーブルを引っ掛けやすくするため、軸棒だけにする

テスト用のIV線の先端を掴みやすいようにループ状にし、分電盤の隙間より差し込んで天井裏に出してみる。

20141210-catch-test.jpg

点検口から見ると、テスト用配線が天井裏にちゃんと達しているのが分かる。これを、塗装用の伸縮棒の先端で掴んで引き寄せてみると、うまい具合に線をたぐり寄せることが出来た。

20141210-cablecatch03.jpg
テスト用配線の手繰り寄せ成功

これで、分電盤から天井裏までは配線可能だと分かった。次に、キッチンの既存壁コンセントの横にブランクのプレートを付けてそこから出せるか、経路を確認してみる。

20141210-wallplate01.jpg
天井裏から見た、壁面コンセントへの既存配線

断熱材で隠れて見えにくいので、断熱材を引き剥がしてみると…

20141210-wallplate02.jpg
天井裏と壁面コンセントとの間に、補強バーが入っている

これでは、VVFケーブルを通すことは出来ない。

キッチンの天井に穴を開けて、そこから通すしか無いだろう。