17 June 2011

平松大阪市長 : 関電筆頭株主が脱原発!

脱原発のムーブメントがすごいことになってきました。

現在の地域独占電力会社が出来た経緯で、電力会社の大株主には自治体が名を連ねている。東京電力であれば東京都、関西電力であれば大阪市などと。
日本で最も原子力発電に依存している関西電力の筆頭株主である、大阪市の市長が「脱原発」宣言してしまいました。

ドイツ、イタリアと脱原発を国家意志として決めた国々、次は日本が続くべきでしょう。第二次大戦時の枢軸国が脱原発、連合国(国連)が核兵器と原発というガチンコ勝負でいいんじゃないでしょうか。

株主総会で、脱原発の定款変更提案を是非してください。 裏付けなしの口先だけのどこぞの知事とは、重みが全然違う。

【日刊スポーツ】大阪市長「神話崩れた」と脱原発を表明

 大阪市の平松邦夫市長(62)は17日の記者会見で、「脱原発を目指して皆さん力を合わせませんかと大きい声で言いたい」と述べ、原発に頼らないエネルギー政策への転換が必要との考えを示した。

 平松氏は関西電力が今夏の節電要請を15%とした根拠などの説明を求め、20日に同社の八木誠社長と意見交換する予定。その際、脱原発の考えも伝える。大阪市は同社の筆頭株主だが、平松氏は「こちらの思いを届けるのも株主であり行政の責任」と説明した。

 また平松氏は「今すぐすべての原発を止めるべきだと言うつもりはない」とした上で、「安全でクリーンと言われた原発の神話が崩れた。次世代エネルギーの開発などにシフトしていくのが政治の役目。国には早くその方向を示してほしい」と述べた。(共同)

 [2011年6月17日19時17分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110617-791737.html

ちなみに、大阪市は2010年3月末現在、関西電力株を83,748千株保有していて、総株数の8.85%を占める『筆頭株主』です。 2位以下は、日本生命、日本トラストサービス信託銀行、神戸市、… となっております。