03 May 2008

ガソリン増税

予測どおり、土建自民党がガソリンに掛かる税率を元に戻しましたね。

【ANN】 総理「ガソリン価格は3月末と変わらない」との認識

 福田総理大臣は、暫定税率復活後のガソリン価格について、「3月の価格と変わっていない」との認識を示しました。

 自民党・伊吹幹事長:「(5月1日のガソリン全国平均価格は)153円80銭。これは3月の価格と同じ価格だと福田総理は言っていた」
 福田総理は、3月末との価格に変化はないとして、大きな問題は生じていないと認識しているようです。石油情報センターによると、1日のレギュラーガソリンの全国平均価格は、3月末と比べてほぼ同じ金額ですが、4月末に比べて22円80銭値上がりしています。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080502/20080502-00000023-ann-pol.html

崩壊しつつある土建国家を必死になって支えている、終了しかけの日本の姿がこれです。
世界的に問題になっている食料価格高騰・原油価格高騰・金属資源価格高騰というインフレ要因と、日本では2000年以降続いてきた景気拡大が昨年辺りから縮小に転じているという事実を前にして、3月末以来国会議員が奔走しているトピックが 「道路財源」
もう、アホですか…

すでに完成の域に達している道路建設・管理が「もっと必要」と必死になって主張している旧世代の人たちは、道路・土建ごとき切り捨てても産業コストにもろに響いてくる燃料価格を下げよう(ガソリンだけではなく、一般の燃料に課税されている税を下げよう)という議論すら起こらない。

で、日本の総理は、「大きな問題は生じていない」と豪語するわけですから、一般市民や産業界の感覚は全く持ち合わせていないと言うことが分かるわけです。

土建で日本がぶっ潰れるのなら、早めにつぶしてください。
そうすれば、長野の聖火リレーの光景が、日常風景として見られる日も遠くないかもしれません。

20080503-china.jpg
長野の聖火リレーは、中国国旗で埋め尽くされた

将来の、中華人民共和国 倭族自治区の姿ですね。経済ぶっ潰れた日本が、どんどん移民(当然、中国から大量に来る)を受け入れ、そのうちに倭族より漢族が優勢になり、いつの間にか中国に取り込まれる可能性もあるかも


自民党の中の良識ある人は、どうなってしまったんですか…