03 January 2008

白色LEDナイトライトの中身

ホームセンターのコーナンで690円で売られていた、明るさセンサーによって白色LED2個が自動点灯する 「LEDナイトライト KMJ08-0007」 を買ってきた。 (パッケージに貼られたシールではCree社のLEDを用いているそうだ)

他社の製品より圧倒的に薄い、厚さ33mm の筐体でどのように3Vの白色LEDを点灯させているのか…

20080103-led02.jpg

変圧器を用いているわけではなく、抵抗による分圧で6.5V程度を出しているようだ。電流の直流化も単純なダイオードブリッジを用いている。

巨大なコンデンサ(0.47uF)の下に見える抵抗(330k)と、左上の電解コンデンサ(10uF)の横にある抵抗(2.2k)および中央のCDSの合成抵抗による分圧分が、ちょうど6V~7V程度になる。

それを単純にNPN型トランジスタとCDSの抵抗変化でスイッチングしている。
よって、ダイオードにはパルス状の電流が供給されるはず。

調べてみると案の定…

20080103-led01.jpg

人間の目は60Hzの点滅は気づかない…

ちなみに、この装置は電圧を消費するらしい (笑

20080103-led03.jpg

「消費電圧 3W」

いっそのこと、消費電圧「3V」と言って欲しかった…   言葉が不明なあたりが、いかにも中国製。

たしか、ダイオードの電圧効果は1本当り0.6V程度だったっけ。