21 December 2006

旅行記 12/20~21 チュニジア

12月20日(水曜日)

アムステルダム、曇り。
私がアムステルダムを離れて、ルクセンブルクとドイツにちょっと
出掛けていたあいだ、アムステルダムの天気は良かったらしい。
どうも、私の行動する方向に雨雲がついてきているようだ。

現在(21日)チュニジアにいるわけだが、こちらにも雨雲が接近
しているらしく、3日後から、この国を出る日まで、ずっと雨という
予報になっている。

今回は飛行機の時間が13時すぎと遅いので、のんびりと空港に向かう。
いつもながら、がらがらで栽算があっているのかと心配になる370系統
のバスで空港へ。観光客が居るような市街地中心からのバスでないため
観光客がつかうとは思われないが..

13時40分、エ-ルフランスの飛行機に乗る。空港のセキュリティ
チェっクがやたら厳しくなった。
液体のもの、香水やはみがきペ-ストなど、空港が支給する小さな袋
ひとつだけに入る分を持ちこみ可能。12月くらいに、テロ実行予告
があったからなのだろうか。

パリで乗りつぎ。国内から国際ゾ-ンへうつるので、再びセキュリティ
チェっク。いっそのこと、荷物禁止とかにすればすっきりするんだろうけど。
30分も、毎回並ばされる身になってほしい。

パリ空港でチュニス行き飛行機を待つ。しかし、デザインは一流かも
しれないが、使いにくさも一流の空港だ。トランジっト通ろから
ゲ-トへ行くときに、いきなり店の区画に放りこまれて、ゲ-トがどっち
という方向表示板を完全に見うしなうようにできている。
確信犯なのだろうか。

空港で買物をする意思がないので、脳内消去処理してみているが、
いかんせん、必要な掲示板がしかいに入らず困る。

チュニス行きの飛行機のよこのゲ-トは、JALの名古屋と成田行き
だ。 チュニス行きのさつばつとしたじょうきゃく層とは、違う種類
のひとがならんでいる。

16時4分、パリ発。夕やけの空を南へ。アムステルダム付近は曇だが
フランスは快晴。ちちゅうかいに雲があり、それは予ほうでは南にむかって
いるもよう。

19時、チュニス空港着。

やたら長い入国審査を通過して、ATMで金を引出し、バス乗りばをさがすが
とうぜん見当たらない。
どうせぶっかが安い国だから、タクシ-で中央駅へ。
10分くらいで6ディナ-ル。600円くらい。
日本の半額程度?

一日にいくらも走っていない列車は、今日はあと2本しか無いようだ。
鉄道の一番南まで行くのを買う。
6時間、1等車で19ディナ-ル。1900円くらい。

ヒマなので、駅から1kmくらいの市街地を歩く。
これが首都かとおもえるくらい、砂ぼこりだらけ、ゴミだらけの街。
モロっコが観光などで成功しているのとは大ちがいで、あまり発展して
いなさそうな感じ。

だいたい、首都の中央駅、中心街付近に1けんも国際資本のファスト
フ-ドすらないし、スタバのようなこぎれいなカフェの一つも無い。
すごいくにである。

22時20分のガベス行き列車に乗る。長距離だからモロっコのように
指定席とおもいきや、自由せき。
ひとむかしまえの中国のように、客が列車にさっとうするあのせかいだ。


12月21日(木曜日)


4時45分、ガベス着。観光客なんて他に一人もいるわけもなく、
駅舎からでたひとは、それぞれタクシ-やバスでもくてきちにちって
ゆく。
で、まっくらな駅にとりのこされる。

ホテルでもとおもうが、1km街の中心のほうへいっても、あたりまえだが
そんなものあいているわけもない。

駅でホ-ムレスの横にすわり、2時間ほどホ-ムレスの役を無事にこなし、
7時30分ふたたび街へ。
ロンプラのオススメのほてるは、今日は結婚式ということで断られる。
と、ことわってくれてありがたいわけだが...
うるさくて寝れんから。

2けんめ、ちょっと高め。28ディナ-ル。 1泊だからよしとしよう。

荷物をおき、カフェヘ。ちょうしょく。0。9ディナ-ル。
一般人いくところ、さすが安い。中国以下コスト。

マトマタへ行くため、タクシ-のりばへ。2kmちょいあるく。

ベンツかとおもえば、とよたのワゴン車。ルア-ジュってよぶらしい。
8人あつまるまで、まつ。すぐまえがカフェなので、コ-ヒ-でも
のんで30分ほどまつ。

さばくの中のいっちょくせんのみちを、100km/hでぶっとばす。
コウツウル-ルなんて無のだろう。
ひょうしきに50とかかいてあるのは、単なる努力目標ですらない
ようだ。

法律を無視する精神は、大阪人に通じるものがある。

9時30分、マトマタ ヌvエ-ルに到着。
別のルア-ジュにのりかえ。ふたたび時間待ちをして、乗車時間は
10分くらい。こんどはさばくから、小さな山の地区。

料金は1。4ディナ-ルと0。8ディナ-ル。

車を降りて、まずじしょうガイド登場。もう、アホですかと。
そういうのは、これも無視して、一般人に目的のホテルの位置を聞く。

ホテルはスタ-ウォ-ズでル-ク スカイウォ-カ-の実家として
描かれていたタトイ-ン星のどうくつ式じゅうきょ。

映画はよくできているが、本物のほうは、やはりなんとなくやすっぽい。


スタ-ウォ-ズ パ-ク とでもして、一般人家を排除して、映画村
みたいなの作ったらはやるのにとおもう。

チュニジア人、しょうばいへたです。

誰も来ていなかったが、チュニジア人小学生団体がきたとおもったら、
こんどはアジア人だんたい。

こんなところまで来るとはね。 バスの前のところに、トラピクス
チュニジアの旅とかいてある。

タトイ-ン星には苦労してくるからこそ、感動をえられるのであって、
観光バスできても、USJより100万分の1も感動しないとおもう。

再びルア-ジュをのりついで、ガベスにもどる。

あすは、11時15分の列車で、スファっクスに向かうよてい。

このくには、インタ-ネっトをけんえつしているそうなので、
はたして、このめ-るは届くのでしょうか...